【募集企画第二弾】君の瞳に映るモノ。【募集中】【ホラー】【学園もの少し】

お ページ19

Aside

骨はバラバラになっていて、どれがどこの骨か分からない。

そして不思議なことにうめき声もたまに聞こえてくる。

考えただけで鳥肌がたつ。まぁ実際に見ているわけだけど。

夢叶さんも怖くて固まっているようだ。

そんなときに、天音先輩が入ってきた。

私の姉のような存在でもある。

まぁそれは置いといて、なんで天音先輩が来たのだろう？

夢叶「あの、なんでここにいらっしゃったのですか？」

おんなじことを思っていたのか、夢叶さんが天音先輩に尋ねる。

真由香「あぁ、ちょっと困っていたみたいだから、私が教えてあげようと思って。」

『あの、…』

聞きたいことがあったけど、それを問おうとすると天音先輩に阻止された。

しょうがないので、そのまま話を聞くことにした。

真由香「そこに落ちてる骨は、みんなこの学園の元生徒。
しばらく片付けられてないみたいだけど、思ったより死臭はないから安心してね。」

え？

まってまってどういうこと？

キャパオーバーしそうな頭を必死に回転させて考える。

この学園の生徒はなんらかの原因で死亡して、それがずっと昇降口にあったってこと？

真由香「これ以上はあたしにも分からないから、気になるならあとは自分たちで解決しなね。
ってことで、また会う日まで。じゃあね。」

真由香先輩はそういってどこかに行ってしまった。どうしよう…

『あ、ちょっ、待ってくだs…』

その時、ドアがバタンと音を立てて閉まった。

行ってしまった。まぁいいか。

これって調べた方がいいよね？夢叶さんも同じようで、やる気のある目で私を見つめてきた。

私はそれに答えるように頷いた。

よし、こうなったら謎を解決してやろうじゃないか。

そうと決まったらまずは図書室に行かないと。

最低限の荷物を持って、ドアを開けようとする。

が、ドアは開かなかった。

てことは、私たち閉じ込められてるってことだよね？

…じゃあ、まずはここからの脱出が先かな。

謎を解くのは、ここを脱出してからにしよう。そう考えた私と夢叶さんは眠りについた。

ーーーー
天音ちゃん出せました。。ようやくです。

あ、あとですね。夢主ちゃんと夢叶さんが眠った最後のシーン。あれ、なんで眠ったの？

って思った人多いんじゃないでしょうか。

あれにはもちろんちゃんとした意味があります。

それについては次のお話で詳しく説明します。

次のお話をお楽しみに。ばいびっ☆

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