Preparation ページ20
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都心部と比べると随分静かな外れもやはり夜の街ではあるらしい。廃れた昼間よりは遥かに盛んに動いてる。
呼び込みにヒラリと手を振って挨拶するAはここでも顔が知られていた。それもそうだ。裏の街の最高権力者なのだから、この業界で知らない人こそ珍しいまである。
カツカツと地面を蹴って辿り着いた場所。「polka」の看板が出ている小さな店。呼び込みの人材は見かけなかったが、とAが扉に手を掛けようとすると、中からガチャりと開かれた。
「ありがとうございました〜！」
二人組の客を見送ってか、細身の小柄な子が頭を下げる。動くうさ耳に、少し露出のあるレザーの服装は、スタッフである事を表している。
顔を上げた彼女は、ピンク色の瞳でAと渚を見上げ、こんばんは、と笑った。
「二名様ですか？」
「えぇ。出来ればカウンター席でオーナーと話したいのだけど」
「オーナー……？ あ、店長ですかね？ 店長ならいますよ！ ではご案内しますね！」
どうぞー、と促されるままAと渚は店に入る。外から見た時同様、店はこじんまりとしているが、街の外れにしては随分賑わっている気がする。スタッフの人数は足りてるのだろうか、と思案すれば案の定、彼女が客に呼ばれて駆けて行ってしまった。
「……随分繁盛してますね。客層も全然違うし」
「バニーだとウケが良いのかしら。ウチの呼び込みスタッフの制服も変えてみる？」
「確かにビーナスは正統派ですもんね」
周りの客が騒がしいお陰で殆どはA達に目をくれない。これはこれで気が楽ね、とAは笑う。勿論、何人かの視線は刺さっているが。
渚と小声で談笑する事暫し、すみません。とカウンターの中から男性が口を挟んだ。制服姿にいち早く反応を示した渚は姿勢を正した。
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camellia(プロフ) - 葵さん» うぐふっ(謎の声)…………有難いお誘い誠に心苦しいけど今回は見送らせていただきます……バチクソに私事なんだけど50作目にこっち名義で新作出せるように諸々準備中なので、現時点で出来かねるのよ……一連が落ち着いたら参加も考えます(震) (2020年11月12日 22時) (
レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - camelliaさん» やった〜〜。頑張った甲斐がある(まだ始まったばかり)。一人完成したら公開って形で順番に書かせて頂く予定なので、遅くなるかもしれませんが……！ 何に渋ってるかわかんないけど決心付いたらお気軽にお声がけ下さいね笑 (2020年11月12日 22時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 好きです(唐突な告白) いや企画の時点でも相当好きでしたけど！！一気読みして心撃ち抜かれました本当に……。募集企画に興味湧いてきたかもしれない。ほんの手伝いの分際でなんですが彼女の子のお話も心待ちにしております(小声) (2020年11月11日 21時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twpf.jp/uranai_aoi
作成日時：2020年11月11日 17時
