2-2 ページ19
奈未「うっすいです!極、薄!もう…、」
潤之介「え、なに?」
「潤ちゃんちょっと…もう…」
もう聞いていられないと思ったAは思わず口を出したが、すかさず麗子が話す
麗子「言ってなかったっけ。今、音羽堂出版にいるって。」
奈未「私、お姉様専属の雑用係を…」
潤之介「えー!待って待って待って!すっげー偶然じゃん!」
「そこテンション上がる所じゃなくない…」
奈未「あの編集長、いえ、お姉様。いや、へ、編集長…?お飲み物をお持ちします…!お砂糖どこだっけ?潤ー。」
麗子「潤…?」
そう言って奈未は潤之介をキッチンへと連れて行く
残されたAはチラッと麗子を見るとバッチリ目が合った
麗子「で、Aはなんでここに居るの?て言うか、何なのこの茶番は。」
「えーっと…なんて言ったらいいか…」
麗子「まぁどうせ、潤之介に無理矢理付き合わされたとかそんな所だろうけど。」
「あ、あははは…」
苦笑いでしか返せないAに麗子も呆れ気味だ
麗子「あの二人遅いわね。」
そう言ってキッチンの方を見ると2人でコソコソと話し込んでいるようだ
今更の設定確認か何かでもしているのだろうか
Aはやっぱりこんな事で誤魔化せるわけはないと思いキッチンへ様子を見に行こうとすると、麗子が先に向かっていた
麗子「何してるの?」
「あ、ちょっ…麗ちゃん!」
キッチンを覗くと、潤之介が後ろから奈未を抱き締めていた
潤之介「あ…!姉ちゃん!」
奈未「潤ったら、もうー!」
その場を乗り切ろうとした2人なのだろうが、Aの顔は少し複雑そうだった
麗子はそんなAを見逃してはいなかったが、とりあえず話を聞こうと皆で座り直すことになった
351人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優雨 - おはようございます(*^^*) かなりお久しぶりです(笑) 明けましておめでとうございます。 もう年明けてしまいましたね(苦笑) そういえば今オー!マイ・ボス!恋は別冊で ボス恋一気見やってますね。 (2022年1月3日 9時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - るるるさん» コメントありがとうございます!文章力無いので心配でしたが、そう言って貰えて嬉しいです!頑張ります! (2021年7月12日 12時) (レス) id: 9ee1cc18b2 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - こんにちは!初めてボス恋のお話を見ましたが、内容が分かりやすくてつい感情移入しちゃうくらいのめり込みました!これからも頑張ってください! (2021年7月12日 11時) (レス) id: d1b6b9635d (このIDを非表示/違反報告)
優雨 - また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 3-13のここの部分 潤之介は奈未の腕を取り、自分へと引き寄せ奈未のおでこへと口付けた これ正しくは自分のほうへとではないんでしょうか? (2021年4月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
優雨 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは皆で飲みながら話していても、ではないんでしょうか? (2021年4月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅり | 作成日時:2021年3月10日 9時