浮世ノ中デ踊ル2

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大倉が嬉しそうに全力で駆け寄ると、ヒナが優しく受け止めた。


信「たつ〜〜！偉かったなぁ！！よぉ頑張った！！」


忠「信ちゃんーー！たつ頑張ったで！！」


ヒナに頭を撫でられてニコニコしている大倉。


丸「たちょ、もう水怖くなくなった？」


忠「うんっ！！」


章「よかったなぁ」


忠「よかーまくんとすばるくんのおかげや！」


横「いや...別にそんな...」


亮「あ、横山くん照れてる！」


横「...照れてへんわっ！」


ヨコが大倉にまっすぐに感謝されて分かりやすく照れとる笑



まぁそんなことより...



す「...大倉、ごめんな...。最初無理やり水ん中入れてもうて...怖かったやろ？」



めっちゃ怖がってたし、ずっと申し訳ないなと思っていた。


というか、これで嫌われたらどうしようって...


忠「何言ってんのすばるくん！謝らんとってやぁ！あのままやったら一生入れへんかったし！すばるくんのおかげや！ありがとぉ」


大倉がニコニコしながらそう言ってくれたから、罪悪感もなくなった。




やっぱりいつまでも末っ子全開で、素直でまっすぐなやつ...



ヨコとヒナが可愛がるのもわかるわ。



え？俺はって？


そりゃあもちろん...




丸「...じゃあ今日はたっちょんが泳げるようになりました記念日ですねっ！」


亮「ながっ！ださっ！もっとええのなかったんか！」


章「じゃあ略して大倉の日？」


信「ざっくりしすぎやなっ！」


ワイワイ盛り上がりながら部屋へと戻る。




忠「すばるくん...？」


す「ん？どした？」



大倉がそっと寄ってきて、背伸びして俺の耳元に近づいた。


忠「あのさ...」




『大好きやで』




確かにそう聞こえたと思ったら、にこっと笑って走って行ってしまった。



なんやねんあいつ...



...可愛くないわけないやろ....




最近ちょっとずつ大人になってってるのを感じるけど、寂しいからまだまだ子供でいてな。



お前が大人になるにつれて俺は子供になっていってんねんで...


なーんて笑


大人になったお前に言ったら笑われそうやな...



fin


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緑さん推しなので緑さんのお話多めになってしまいそう...！！


良ければ高評価お願いします...！

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