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情けなくて、涙が出てきた。
「.......ハハッ」
聞こえてきたのは横山くんの笑い声。
やっぱり笑われた、と思って悲しくなって恐る恐る顔をあげたら頭に大きな温かい手が降りてきた。
横「お前、可愛いなあ」
忠「え？」
頭をわしゃわしゃと撫で回される。
周りを見るとみんな笑っていた。
でも馬鹿にされた感じじゃなくて、もっとあったかい笑い声。
亮「それで、今日の朝から拗ねてたん？」
忠「別に拗ねてなんか...」
す「拗ねてたわアホ」
す「...泳げへんなら俺らがちゃんと教えたるから。もっと頼ってくれよ兄ちゃんのこと。」
すばるくんが俺の背中を優しく叩く。
丸「あああ、たっちょん泣かんでええのにー。」
丸ちゃんが俺の目線まで屈む。
忠「ｸﾞｽｯ...泣いてっ....へんし...！」
バレバレの嘘をついてちょっと強がってみたらまた笑われた。
章「ところでなんで泳げへんの？川遊び、したことなかったん？」
忠「ううん、俺が５つのとき、溺れかけて...水、怖くなっちゃって...」
丸「あらら、そーなんや」
信「ほんならここくるまでも怖かったやろ。よー頑張ったなあ。はよ言うてくれればよかったのに」
章「ほんまや」
優しい優しいお兄ちゃん。
そうや。俺が変な意地張って言わんかっただけで、もっと早くに言っておけばよかった。
安心して頬が緩む。
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ささくれ(プロフ) - はるさん» リクエストありがとうございます！！書かせていただきます！ (3月10日 8時) (
レス) @page39 id: 0769f20648 (このIDを非表示/違反報告)
はる - いつも更新楽しみにしています！リクエストで、大倉くんが体調不良になり、具合悪い中頑張ってお稽古するものの先生に怒られてしまい、皆が助けてくれるといったお話が見たいです。可能であればで大丈夫なので、よろしくお願いします！ (3月10日 1時) (レス) @page17 id: 0549b63cd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ささくれ | 作成日時：2024年2月23日 17時
