番外編:今日は日が暮れる頃に会えるの? ページ32
国見視点
「 ねぇ、国見答えてよ 」
「 私達はこの先どうなるの? 」
国見「 ……佐倉はどうなりたいの? 」
「 質問に質問で返さないでよ 」
国見「 同棲とか?そうしたって繰り返しでしょ? 」
国見「 ていうか、結局の所君はさぁ、 」
国見「 マジで俺に愛される気あんの? 」
「 ……… 」
学生時代に、同じ質問をしたことがあるその時の答えは「さぁ、どうなんだろう」だった。
「 ある 」
「 私は、もう覚悟は出来てる 」
「 変わるのは怖いけど、、国見となら怖くない 」
国見「 …… 」
俺の中の佐倉Aは変化を嫌う奴だった。
誰よりも現状維持を好み、のらりくらりと曖昧なことばかり言う不思議な女だった。
自らなにかするのを嫌い、常にアイツの選択は誰かに提示されたものだった。
それは高校選択然り、部活選択然り、大学進学然りだった。
よく言えば、素直で
悪く言えば、考え無し
国見「 来て… 」
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yit高梨アヤメ@低浮上だけど生きてます(プロフ) - 完結おめでとうございます、そしてお疲れ様でした!気になってパロ元の曲も聴いてしまいました…笑 (4月5日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沈みゆく佐藤。 | 作成日時:2024年3月16日 19時