番外編:私の影山飛雄像 ページ17
A視点
私の中での影山飛雄像は、センスに優れた天才肌の少年でストイック。
それ故に周りにも自分と同じレベルを求めるが周りから見たらそれはウザイ
チームの中では孤立していて、けど才能はあるなんていうめんどくさい立ち位置に居て皆は影からその天才を悪くいうことしか出来ない…という残念な構図は結構早くのうちからできていた。
中でも一際彼の存在を嫌がったのは及川先輩と国見達だったと思う。
嫌いなものが共通しているから仲がいい、といったら虚しいが中学時代から及川先輩と金田一・国見は仲が良かったから私も自然とその輪の中に入っていった。
その間も影山飛雄は孤高の存在として頂点への道のりを着々と進んで行った。
私は彼の、なんというかバレー一筋で、それ以外は要らない。みたいなバレーに対する依存もとい執着心に惹かれていた。
惹かれていた、
けど私はなにも出来なかった。
影山と話すのは誰も居ない時、彼のスパイクの練習をする為にボールを出しているあの時だけ。
あの時だけは、バレーしかない影山飛雄の世界に私の存在が許されたようで嬉しかった。
ねぇ、影山。
私影山にボール出す為に朝早く起きたてんだよ
影山にボール出す為にトスの練習とかも少ししてたんだよ
君が天を決めた時、背中でガッツポーズしてたんだよ
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yit高梨アヤメ@低浮上だけど生きてます(プロフ) - 完結おめでとうございます、そしてお疲れ様でした！気になってパロ元の曲も聴いてしまいました…笑 (4月5日 18時) (
レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沈みゆく佐藤。 | 作成日時：2024年3月16日 19時
