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水の滴るイイ女 ページ16
A視点
孤爪先輩は大丈夫だったのだろうか…
湿気が溜まったお風呂の中で悶々と思考を繰り広げる。
LINEとかで気の利いた一言をかければ良いんだろうけど、気の利いた一言を考えることよりなにより孤爪先輩のLINEを持っていない為なにも始まらない。
LINEの友達欄には母と義父と義兄さんとのんちゃんとリエーフだけ(リエーフに関してはのんちゃんの裏切り)
なんて空虚なんだ…
自分の人見知りに同情。
Aバレー部のマネージャーです。
淡白だけれど私にはこれが精一杯だってこと、多分義兄さんは知らない。
だから多分今頃私に対して気を使っていて、そして今後の接し方を改めようとしているのかもしれない
「 はぁ… 」
一生既読付かなくていいよ、…もう
[既読]
「 早、 」
·
その頃の菅原(長男)
菅原「 お！！Aもバレー部！もしかしたらなんかで会えるかもだべ！ 」
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作者名：沈みゆく佐藤。 | 作成日時：2024年2月19日 18時
