【魔入間】限界原作厨に乙女ゲームは難しいⅡ (ページ16)

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love is not forever（3）ページ16

A視点

＿全てが終わった

ツムル先生のとこに行かなきゃ
多分、私はなんにも知らないけど、ツムル先生が1番辛い

あんな顔しといて「大丈夫」だなんて言わないで

　『ツムル先生っ』

　『あれ？』

部屋がない。

確かあの部屋は第四理科室の隣だった筈なのに

そうか、あの部屋は特殊な部屋である種のおまけだった。だから、エンディングを迎えたことで無くなってしまったのかな？

ﾂﾑﾙ「よっ」

　『ツムル先生！』

彼の目は、微かに赤くなっていた。
私がそのことに気づいていたことに、きっとツムル先生も気付いていたけど、何もしないし言わなかった。

ﾂﾑﾙ「おつかれ、」

　『そちらこそ』

ﾂﾑﾙ「あと少しで、このゲームはゲームじゃ無くなる。だから、ゲームとして入ってきた君とヒロインは消える…というか元の世界に戻る」

　『そうなんですか』

確かに、カオリちゃんは運営だったなら私が見ている今のカオリちゃんはあとから入ってきた子になる

　『先生はどうなるんですか』

ﾂﾑﾙ「俺？俺は、元々こっちの住人だから。お助けキャラは辞めてフツーの教師として日々労働に勤しむよ。」

　『 ……運営の人は？』

ﾂﾑﾙ「 ………さぁ？」

ツムル先生はそっぽを向いてしまった