お星様になりたいの［ホークス］ (ページ6)

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りページ6

A視点

　「じゃあ、初恋まだなんだ」

　「啓悟くん、なんかピュアって感じしていいね」

鷹「なんです、それ」

鷹「馬鹿にしてるんですか？」

桃鉄40年ぐらいした頃の話

私の初恋は高校生くらいで、凄く苦いものだったから

どうか貴方が私のいない所で幸せになれますようにってお願いしながら言ったんだ

　「幸せになれるといいね」

鷹「随分と他人事ですね」

　「他人事ですしね」

他人事じゃなかったの、

他人事じゃなかったけど、

他人事だと思いたかったの

鷹「そういう貴方はどうなんですか」

　「高校生」

　「先輩だった」

鷹「随分と遅いですね」

　「現在進行形のひとに言われたくないなぁ」

鷹「で、どうだったんですか初恋は？」

　「両思いだったよ」

鷹「おお… 」

　「でも、好きじゃなくなっちゃった」

　「 "先輩は私のことが好きじゃない"が前提条件での好きだったから」

この現象に名前がついたのは割と最近の話で、私の学生時代はそんな晴れないモヤモヤを誰にもいえなくてひっそりとTwitterの鍵垢に呟いていた。