お星様になりたいの［ホークス］ (ページ3)

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様ページ3

A視点

彼と私は似ていた。
取り繕って取り繕って、幸せの箱が空っぽなことを隠していた。

＿けれど、それに気づいたのは最近だった

彼と唯一本音で話したのは酒の席だった。
お酒の力って本当に偉大

鷹「なして、ヒーローになろうとしたと？」

この時はほんとに面白かった

いつも敬語なのに、酔いすぎて方言が出ていて、しかもそれに本人が気づいていなかった。

それで私は内心勝ったな、と謎の優越感に浸っていたが、寄っていたのは私も同じだった。

この思い出は、互いに本音で話した思い出であると同時に私が醜態を晒した恥ずかしいお酒の失敗談でもある。

　「 …死ぬ時に、悲しまれたいんですよ」

　「みんなに、私がどれだけ必要な存在で生活の一部と化していたかを、ひしひしと感じてほしいんです」

鷹「故人はいつか忘れらるばい」

　「そしたら、自分にざまぁって言ってやりますよ」

鷹「 …… そうと」

　「貴方のことも空の上から見守ってますね」

鷹「 …… 」

この時、貴方は悲しんでいた
それを私はその時に気づけなかった

ごめんね

　「貴方は？」

鷹「僕？」

鷹「 ---------- ---- 」

鷹「 -- ------ ------------ - 」

　
　「 ----- ------- -- 」

なんて言ってたんだっけか…
もう忘れちゃったな