報告 ページ8
大きな収穫があって気持ちが少し高まったが終了時刻までそれを抑えた。
大学の門をくぐり周りに人がいない事を確認して関さんに電話をかける。
貴「あ、私です。まだ皆残ってますか？」
関『あぁ。相変わらず残業しそうだ。』
貴「収穫があったので今日はそっちに帰ります。」
関『そうか、わかった。』
貴「ただいま帰りました。序に差し入れです。」
帰ってくる途中評判のいいパン屋に寄ってそれとなく皆の好みを買ってみた。
青「流石だな。」
今「ちゃんと胃袋掴んでますね笑」
渡「おぉ、俺の分まである〜」
夏「一応気は利くんだね」
由「皆好み通りだな。」
関「悪いな。ありがとう」
貴「いえ、たまたま焼き立ての匂いに誘われただけなので笑」
青「それで、収穫ってなんだ？」
一通り食べ終わって会議用と称した隅のデスクに集まる
貴「恐らくドラッグパーティーの招待状です。」
そう言って招待状と資料を広げる。
関「なるほど…。想像以上の後ろ盾だな、」
由「まさかA1人で調べたのか？」
貴「こっちは春くんと峻さんが調べてくれた方です。」
今朝届いた資料だ。
夏「まぁ、驚いたよね。」
今「そうですね、マトリの規模を軽く超えてますね」
自分達が思っている以上の組織が絡んでいた。こっちまで潰せれば本望だが恐らく今は無理だろう。この組織は公安に任せるのが妥当だ。
マトリはこのドラッグの流通を止めてバラまいた本人を捕まえるのに専念しよう。
それが関さんの判断だった。そして色々な状況判断から捜査一課との合同捜査となった。
招待状の日付は3日後。それまでに会場の間取りや関係者を調べたりなどまた残業が続きそうだ。
そして2日後事件が起きた＿＿＿。
遂に明日という事もあって今日もマトリの部署に帰っていた。
貴「……!?ｶﾞﾀﾝｯ!」
関「A！」
突然送られてきたファックスに驚き思い切り音を立てた。
その音に驚いて皆が集まって来る。
関「大丈夫か＿＿＿ｯ!?」
今「関さん？＿＿＿これは!」
＿＿＿ﾋﾟｨｰﾋﾟｨｰ
関「見るな。」
2度目のファクス通知と共に私は関さんの腕の中に収まった。
送られてきたのは血塗れのナイフともう1つはわからなかったがそれを見た瞬間皆の顔が青ざめていた。
このナイフ、先日、今回のドラッグ絡みで起きた通り魔事件の凶器だ。一目見た瞬間にそう確信した。
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください！ (2020年3月24日 4時) (
レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lia | 作成日時：2018年6月10日 23時
