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関「それじゃ今日はこの辺で解散するか、」

程よく酔いが回り始めた頃解散となった。
いつも通り会計を済ませて外に出る。

関「それじゃ気を付けて帰るんだぞ」

貴「はい!関さんもお気をつけて笑」

関「渡部、頼んだぞ」

今日は関さんもお酒が入っている為渡部さんに家まで送って貰うことになった。
1人で大丈夫だと言わなかったのは言った後が怖いからだ。
この間まで事件に巻き込まれていた分際で何を言われるかわからない。



渡「事件解決よかったね〜」

貴「はい、皆さんのお陰です笑」

渡「えぇ〜Aちゃんも頑張ったじゃん〜」

貴「そうですかね笑」

渡「そうだよ〜」

貴「じゃ、そういう事にしときます笑」

渡「うんうん」

貴「なんか今日機嫌良いですね?」

渡「わかるー?久々隣に可愛い子がいてくれるからねぇ〜」

貴「渡部さん!」

渡「俺の事も下の名前で呼んでよ〜。マトリは羨ましいね〜。あ、捜査一課もか。あれ、俺って仲間外れ?」

そんな言い方したら私が悪いみたいじゃないですか。

貴「悟さん…」

渡「いいねぇ〜。行先変更して俺ん家にしとくー?」

貴「エッ!?」

渡「うそうそ〜。そんな事したら課長様に何されるかわからないからね〜」

はい、到着と言われていつの間にか自宅へ着いていた。
最初から最後まで心臓バクバクである意味スリリングな車内だった。

貴「ありがとうございました。おやすみなさい」

渡「はーいまた明日ね〜」


私がロックを解除しエントランスに入るのを見届けてから渡部さんの車は発進した。



貴「やっぱり…」

玄関先で感じた違和感は合っていたようでリビングのソファーで寝る黒い塊に呆れた。

貴「ジン、風邪引くよ。」

ジ「ん。」

退かそうと思い彼に触れると少し熱を持っている事に気付いた。

貴「もしかして調子悪い?」

棚に仕舞ってある体温計を彼に渡し見れば普通に熱があった。

ジ「大したことねぇ」

貴「はいはい。風邪?怪我したの?」

上着を取ってその下を捲れば雑に巻かれた包帯があった

貴「いつの?」

ジ「昨日」

貴「自分で巻いたの」

ジ「ああ。」

丁寧に包帯を取ると軽く炎症を起こしていた。これはちょっとまずいな。部屋にある抗生剤とその他諸々の薬を持ってきて処置をする。

正反対→←お久しぶりです



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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時

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