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ジンの意図が全くわからない。

今「大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」

突然飛び出した挙句百面相で戻って来た私にそう聞いた

貴「はい、大丈夫です。笑」

今「そうですか…。何かあったらすぐに教えて下さいね。」

貴「はい、ありがとうございます。」

由「一番は俺だからな」

何故か食い気味にきた

貴「わかりました…笑」



それからというものお昼に樹さんの美味しいお弁当を頂戴して定時まで色々と情報を集めていた。

貴「お疲れ様でした。」

関「お疲れ、」

青「デート楽しめよ…」

夏「デートねぇ…」

今「ふふっ」

由「……。」

貴「あの、本当にデートとかじゃないので!!!お疲れ様でした!!!」

この後私のあれやこれや詮索があったという事は後日夏樹くんによって知る事となった。




貴「遅くなったごめん、零!」

彼の車に乗り込んでそう声をかけた。

降「いえ、僕もさっき来たばかりなので」

安室透のままでそれだけ言うと優しく微笑み私がリクエストしたお店に向かって出発した。

貴「ねぇ、零、今日ね突然これが届いたの。」

信号で止まったついでに封筒を渡した

降「これは…」

貴「ジンからよ」

降「意図がわからない。」

貴「私もよ、でも攪乱目的じゃない事は確かだった」

つまり全て紛れもない事実であったという事

降「なるほど…。」

貴「今回のサークルは公安絡みの事件も関わってるでしょ?」

降「まぁそうだが、」

貴「じゃあ取り引きしましょ。その資料を見せた代わりに………横取りしないって。」

タイミング良く信号が赤から青へ変わった



降「……。元より公安の追っているのはそちらとは違う人物だぞ」

貴「ふーん。」

降「それよりも……」

貴「ん?」

降「いえ、何でもない」

貴「……。そのドラッグを使用したら気性が荒くなり見境なく暴力を振るう確率が高い。オマケに相手は得体の知れない存在がバックに絡んでる。」

彼の表情が少し険しくなった

貴「零、ちゃんと護ってよね。なんてね…笑」

降「当然護るに決まってる」

貴「…!ふふっありがとう。」



久々2人での外食は案外楽しいものだった。風見のポンコツ話も聞けて公安の仲間の事も聞けたしマトリの事も話せた。

私がマトリに所属したのはプラスの事もあるが一番は私の強い申し出である。スパイしてる訳じゃないから素性を晒されても構わないが危害が加わる可能性が高い為関さんと服部さんしか知らない。

優しさ→←任務



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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時

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