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貴「熱は下がったし傷口もそんな赤くないから大丈夫だと思うけど考えて行動してよ。一応ベル姉には言ってあるから」

ジ「んー」

貴「聞いてんのか聞いてないのか…」

相変わらずの態度にため息をつきたくもなるがいつもの事だと流してしまえばそうでも無い。

貴「一応鍵ジャケットのポケットに入れといたから無くさないでよ」

ジ「…あぁ」

なんでそんなに驚いてんのよ。笑

貴「どうやって入ったのか深く聞かないけど。鍵渡したんだからちゃんと使ってよ。」

ジ「わかった。時間いいのか」

貴「まずい!それじゃ行ってきます!」

少し寝癖の付いた頭を抑えて走る。いっつもこう、ちゃんと余裕を持って起きるのに絶対時間ギリギリ!!!

多分ジンはもう少しくつろいでから出て行くんだろうな。布団干しててくれたら嬉しい←

庁舎が見えてきた辺りで速度を緩める。朝からダッシュは疲れる……


?「きゃぁぁー!!!!!!!!」

突然背後で物凄い悲鳴がした。

振り向くとフードを深く被った男が立っていた。

その手には刃渡り30センチはあるだろう牛刀が握られていた。

彼の視線の先には………

貴「まずい、子供!」

彼が走り出すのと同時に私も荷物を捨てて走った。

貴「くっ…」

子供を腕に抱えてそのままナイフを握る手を目掛けて蹴りあげる。

その拍子に落ちたナイフを手の届かない位置まで蹴って飛ばした。

男は倒れたが起き上がりまたこちらに向かってくる。

男「うぅ…あぁ……あぁ」

貴(おかしい…。これじゃまるでゾンビよ。)

男が掴みかかってきた所で懐に入り投げ飛ばし締め上げる

貴(まさか薬 物?)

貴「…!?ボク大丈夫だった?」

ふと子供のことを思い出し話しかければまだ怯えている様子だが怪我はないと答えてくれた。



?「すみません道を開けて下さい!」

2人の足音が聞こえてきた。やっと警察が着いたようだ。

?「マジかよ…」

貴「おはようございます。夏樹くん荒木田さん」


転がる犯人と私を交互に見て2人共驚いていたのは言うまでもない。

偽→←正反対



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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時

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