痛み ページ13
貴「夏樹くん!」
隣の彼をドンと抱き着き突き飛ばしたが私の肩を少し掠ってしまった。
菅「A!」
貴「退いてっ」
そう言って彼の拳銃を拝借しカーテンの留め具を狙って発砲した。
やっぱり負傷してると100%狙い通りに撃てないが命中したのかカーテンが降りて相手の視界を遮る事はできた。
貴「うわっ!」
ガバッと抱き上げられたと思えば関さんだった。
関「警視庁から応援が来た、マトリは一旦退避だ。」
部屋を出る時忠犬な部下と目が合ったが現場ではお互い他人のフリだ。
あーあ、降谷にチクられた。
関「A大丈夫か」
貴「はい、勝手な行動を取ってすみませんでした。」
関「ああ。上司からの指示か」
私にしか聞こえない声で聞いた
貴「……いえ、私の判断です。すみません、」
少し不機嫌な上司にそう返した
青「A痛むか?」
貴「いえ、掠っただけだと思うので大丈夫です。」
今「救急車着いたみたいですよ。」
関「ありがとう。」
ロビーを出ると警察車両と救急車が止まっており野次馬もチラホラ見受けられた。
関「お前達は先に事務所へ戻ってくれ。Aの治療が終わったらすぐ戻る。」
青「わかりました。」
貴「あ、春くんこれ」
止血する際に貸してくれたハンカチは確か春くんのだった
夏「ん?あぁAちゃんそれ持ってていいよ…ハイ」
貴「グッ」
なんか凄い怖い顔でハンカチ押し付けられたんですけど、
病院に着くと縫合ではなくガーゼと包帯で治療してもらい見た目は少し痛々しいが傷は大した事はなかった。
貴「関さんありがとうございました。」
関「あぁ傷が大した事なくてよかった。それにしてもだ、あれは危険すぎ…「邪魔だ」っ!?」
2人並んで廊下を歩いていると間に割り込んで来る様な形で関さんが押し退かされた。
?「怪我は」
貴「かすり傷で軟膏とガーゼ治療。」
?「そうか。」
貴「私の上司に八つ当たりしないで」
?「フン、小娘が。偶には顔ぐらい出したらどうだ。」
貴「なっ、そのうち伺わせて頂きます!!!」
そう吠えれば少し嬉しそうに頭を撫でて満足したのか彼は行ってしまった。
関「A今のは……」
貴「上司です……、黒田管理官です。」
それにしても情報網どうなってんの!早いよ!←
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時