瞬間と判断 ページ34
磯「残り5秒!」
磯山のカウントを聞きつつなるだけ距離をとるそして爆発の瞬間シールドを展開して自分と三輪くんを守る
貴「……ドーム!」
チート技だがこれを発動すると一時の間トリオン切れと見なされレーダーに反応がなくなり通信機も聞くことはできるが応答が出来なくなる
貴「慶にぃと風間さん焦ってんなー」
勿論相手に聞こえるはずもなくおまけに磯山からの通信も途絶えた
翡翠のトリオンに包まれながら周りを確認すると三輪くんと同い年くらいの男の子が倒れていた
貴(ネイバーか?)
そう疑いつつ三輪くんにシールドを張ったまま男の子に近づく
貴「しっかり大丈夫?」
男「…んっ」
貴「連れてくか……」
恐らくネイバーじゃなくて人だと判断し本部に連れてく事にした
貴「よっこいせと…全くトリオン体でよかった」
両脇に育ち盛りの男子2人を抱えて屋上まで移動する。その途中焦る声が聞こえてお父さんの声まで聞こえたから少し急ぐ
着いたら案の定右も左も見えない状態の慶にぃが目に入った。
貴「ちょっとそこ!勝手に人を殺さないでくれるかな?」
太「A!!」
馬鹿でかい声のお陰で屋上にいた隊員の目が一斉にこちらへ向く。
貴「あーえっと…笑」
東「その子は?」
東さんに聞かれて思い出した
貴「屋上にストレッチャーお願いします」
取り敢えず救急の要請をいれてっと…
貴「三輪くんは無事ですこの子は落ちてたので拾って来ました。年齢は推定17でネイバーではないと思いますよ」
忍「何の為に…」
貴「残酷な話し身代わりじゃないですか?まぁわかりやすく言えば捨てたってことかな」
風「捨てた?」
貴「うん。まぁ予想だけど思いの他悪戦してたし想定外の戦力を費やしてから帰りの分のトリオンが足りなくなって代わりにこの子を捨てたんじゃないかな」
シーンと空気が冷めるのが感じれた
貴「可哀想にね…」
傷だらけの少年をみて声が零れる
貴「でもこっちに来て正解だったかもね…貴方あっちで良い生活してなかったでしょ?」
彼の華奢な身体のラインや所々ある傷を見ればひと目でわかる。
ストレッチャーで2人を医務室へ連れて行き回復を待つ。
その間二宮さんのカルテに目を通して状態などを確認する。
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あずきいろ
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Lia(プロフ) - いろえんぴつさん» リクエストありがとうございます!書かせて頂きます!また、前作も読んで頂き感謝です!!! (2017年4月6日 21時) (レス) id: d9808bcbfe (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - リクエストいいですか?前作の最初に出水君が倒れる話があったじゃないですか、それ夢主ちゃんバージョンでお願いします!夢主ちゃんの愛され、最高です! (2017年4月6日 17時) (レス) id: ac804796b7 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 絵花さん» 絵花様コメントありがとうございます!これからも頑張らせていただきます! (2017年4月2日 0時) (レス) id: d9808bcbfe (このIDを非表示/違反報告)
絵花 - 面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2017年4月1日 21時) (レス) id: c6fa3f1926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2017年3月16日 23時