安室さん、こっち向いてくださいっ！【安室透】

こっち向いてくださいっ！４話。 ページ5

Aside

A｢えっとー、ヨーグルトとパンと…あ、そうだ！肉も買ってこ！｣


空斗｢おい…俺がいるからって買いすぎだろ……｣


A｢だって重いし！男手がある時に買っといた方がいいじゃーん！｣

あ、これも買っちゃお。

A｢ふふーん♪｣


空斗｢おい…聞けよ。((ガシッ｣


A｢痛い痛い痛い！！ごめんって！頭離して！！！｣

全く…女子に対してなんてことを……

空斗｢お前、自分のこと女子だと思ってたのか…｣


A｢ひどすぎない！？｣


空斗｢お前にはこれぐらいで十分だっつの((ビシッ｣

デコピンすな！痛いわ！

A｢いって…覚えとけよ！｣


空斗｢へいへい。｣

くっそー、ムカつく…


安室｢えっ…｣


A｢ん！？今安室さんの声が聞こえた気がする！！！｣


空斗｢絶対気のせいだろ。｣


A｢私が聞き間違えるわけないんだけどな…いないか。｣


空斗｢そうだろ。じゃ、早く会計しようぜ。｣


A｢まって！あと調味料も買ってく！！｣


空斗｢まだ買うのかよ…(呆)｣


安室side

安室｢えっ…｣


A｢ん！？今安室さんの声が聞こえた気がする！！！｣

まずい…！

コソッ

A｢私が聞き間違えるわけないんだけどな…いないか。｣

良かった…バレてない……

ポアロの買い出しにスーパーに来たら、まさかAさんがいるとは…



しかも、男と一緒だったな…


彼氏だよな。しかも、イケメン…


安室｢なんだ。僕のこと好きって言ってたのも全部嘘なのか。((ボソッ｣


それは良かった。僕だってさんざんうるさくされてて迷惑してたんだ。


これで、なんとも思わずに済む────



安室｢くそっ｣


それでもこんなに胸が痛むのはなぜだろう。


...............................

次行きます！

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