こっち向いてくださいっ!28話。 ページ33
安室side
そろそろ彼女にも組織のことを少し、話しておこうと思う。
まぁ、巻き込まれないようにはするが……
安室「着いたぞ。」
A「わ、すごい!高級マンションじゃないですか!!」
安室「そんなことないですよ(苦笑)」
────────
Aside
うおっ!めっちゃ綺麗!!
A「おじゃまします!」
安室「どうぞ。とりあえず、そのリビングにでも。」
A「はい!」
とりあえず、コーヒーでも出すか。
A「それで、話ってなんですか?」
安室「まだ隠していることがあって……」
A「ほぅほぅ。」
安室「俺、
世界的な犯罪組織に潜入してるんだ。」
A「へ?」
マジでか!?
安室「公安の仕事で、潜入捜査を、と。そこでAが俺を嫌いになるようなこともしてきた。
仲間もたくさん失った。警察学校時代の同期、親友を────
それでも、そんな俺でも
好きでいてくれますか。
そばにいてくれますか。
俺から……
離れないで…いなくならないで……」
零さん泣いてる……
そんなに思いつめてたの。
A「零さん……((ギュッ」
安室「A……?」
A「一つだけ……約束してくれますか?」
安室「なんだ…?」
A「絶対にいなくならないでください。死んじゃうような無茶は絶対ダメです。それを約束してくれるなら…
零さんとずーーーーーーっと一緒にいてあげます。」
たとえ犯罪組織の一員だとしても、零さんは警察なんだもん。
零さんが私のそばにいてくれるなら────
それだけで、十分。
安室「約束する。絶対にお前からいなくならない。」
A「それが聞ければいいです!」
安室「じゃあ────
俺と付き合ってくれるか?」
A「はい、喜んで!」
安室「ありがとう…俺なんかを好きになってくれて。」
A「いやいや、こちらこそ!私なんかを零さんが見てくれる時点で幸せすぎます!!」
ほんとよ。絶対に外人の超美人さんとかと付き合いそうだもん。
安室「そんなことはないが…」
A「それで、今からどうします??」
安室「そうだな…とりあえず、俺の家でくつろいでいくか?」
A「じゃあ、お言葉に甘えて♪」
零さんの彼女かー……
えへへ♡
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パイン - 大変なんですね、無理しない程度に更新してください!楽しみにしてます(//∇//) (2018年4月18日 17時) (レス) id: 10c97d1f10 (このIDを非表示/違反報告)
花穏 - なんか…13話読んで泣いてました。私。 (2017年6月20日 17時) (レス) id: 76ca206bc6 (このIDを非表示/違反報告)
ウィスキートリオ - 朱美さん» ありがとうございます!ボード使えないので助かりました!3月のいつぐらでしょうね? (2017年3月17日 19時) (レス) id: 462cac2113 (このIDを非表示/違反報告)
朱美(プロフ) - 無気力ラブ組さん» 横レス失礼します。作者様は、受験の為3月頃まで小説の更新を停止している状況です。とボードに書いてありましたので、もう少しお待ちになってください。 (2017年3月1日 23時) (レス) id: 4f61f056e4 (このIDを非表示/違反報告)
無気力ラブ組 - 更新してください(^.^)(-.-)(__) (2016年12月21日 2時) (レス) id: 3a47007fbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛睦-aika- | 作成日時:2016年5月7日 13時