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こっち向いてくださいっ!14話。 ページ16

安室side

大好きでしたって……


彼女は僕のことを想ってくれてたんだ。


なのに、僕は勝手に嫉妬して、彼女を傷つけて。


そんなの嫌われて当然じゃないか。




それでも……



まだ彼女が諦めきれないんだ。



拒絶されるかもしれない。


無視されるかもしれない。






でも、どうしようもないくらい好きなんだ。



伝えたい。どうしても。



Aside

ふぅ……びっくりした。

梓さんから電話がかかってくるなんて。


空斗「なぁ、A。」


A「なに?」


空斗「最近、ポアロ行ってねぇだろ。」

そっか、空斗には言ってなかったっけ。

A「うん。それがどうしたの?」


空斗「なんで行かねぇんだ?
安室さん待ってるぞ?」

待ってないよ、嫌がられてるんだから。

A「待ってない。だって、あんなに嫌な顔されてたんだもん。」

そうだよ。

行ったらむしろ追い出されるよね。

空斗「はぁ……ばーか。」


A「なにがよ!」

ひどい!

空斗「わざわざ嫌なやつの見舞いに行くと思うか?」


A「それは、多分いつもポアロに来てたのに来なかったからお前が来ないと儲けが減るだろ的なさ。」

バイト代の問題だよ。

空斗「お前、本気でバカなんだな。」


A「うるさい!

とにかく、もう安室さんには会わないって決めたの!」


空斗「…………俺、お前のことが好き。
付き合って。」


え?

A「本気?」


空斗「本気。返事は?」

安室さんを忘れられるなら。

空斗を本気で好きになれば、きっと。

A「……いいよ。」


空斗「はぁ……バカか。」

え?

A「なんで!?」


空斗「俺で安室さんを忘れようとか思ってんだろ。」


A「そんなこと、思ってなくもない…けど……」


空斗「まだ安室さんのことが好きなんだろ?」


A「でも!そのうち忘れるし!」


空斗「ぜってー忘れられねぇよ。」


A「空斗は何がしたいn空斗「さっさと告ってこい。」え?」

なんで?

A「だから、もう安室さんには会わないって!」


空斗「いいから、行け。」


空斗の顔がいつもより怖い…


A「分かった。そのかわり、

フラれたら慰めてよね。」


空斗「おう!」

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パイン - 大変なんですね、無理しない程度に更新してください!楽しみにしてます(//∇//) (2018年4月18日 17時) (レス) id: 10c97d1f10 (このIDを非表示/違反報告)
花穏 - なんか…13話読んで泣いてました。私。 (2017年6月20日 17時) (レス) id: 76ca206bc6 (このIDを非表示/違反報告)
ウィスキートリオ - 朱美さん» ありがとうございます!ボード使えないので助かりました!3月のいつぐらでしょうね? (2017年3月17日 19時) (レス) id: 462cac2113 (このIDを非表示/違反報告)
朱美(プロフ) - 無気力ラブ組さん» 横レス失礼します。作者様は、受験の為3月頃まで小説の更新を停止している状況です。とボードに書いてありましたので、もう少しお待ちになってください。 (2017年3月1日 23時) (レス) id: 4f61f056e4 (このIDを非表示/違反報告)
無気力ラブ組 - 更新してください(^.^)(-.-)(__) (2016年12月21日 2時) (レス) id: 3a47007fbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛睦-aika- | 作成日時:2016年5月7日 13時

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