新人女ハンターはイャンガルルガにさらわれたようです。 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:9,231 hit

さらわれ二日目　ハンターデビューページ4

ついに、この日がやって来た。
私が初めての飛竜退治(イャンクック)
に行く日だ。

一人で(オトモもいるけど)イャンクックを倒せば私は本格的にハンターデビュー出来るんだ

モ「よしっ、頑張るぞ。」

今着ているオトモとお揃いのウルククス装備は
お母さんにもらったんだ、昔はお母さんもハンターだったんだって。

深呼吸をして…

息を整えて…

準備体操して…

モモ「さぁ、行こう！」

オトモ「にゃあ！！」

町の外の森へと飛び出して行った私は

一時間程で、イャンクックを見つける事が出来た。

モ「あれがイャンクックか…おっきいなぁ」

私は、初めて飛竜を見たためか大きいと思ってしまったが

きっと、もっと大きなモンスターがいるに違いない。

私は、まだ見ぬモンスターがいることを想像するだけでワクワクしてしまった。

モ「寝てるのかな？」

イャンクックは巣と思われる場所でスヤスヤと眠っていた。

モ「今の内に罠を仕掛けておこうかな♪」

私はイャンクックが寝ている事を良いことに、

タル爆弾だの落とし穴何かを仕掛けまくっていた。

やはり直接攻撃する事は避けたいのだ

モモ「よっし、起こすか。」

「オトモ!」

オ「にゃあ!(何、ご主人？)」

モ「軽く殴ってきて!」

オ「にゃにゃぁ！(分かったにゃ)」

モモがオトモに命令すると、オトモはイャンクックを軽く殴った。

クインク「ギャアッ…(何だ？)」

「ギュ？(何だろうこれ)」

イャンクックのクインクが顔を近づけたのはタル爆弾で、

大きなくちばしでつつくとボカーンと爆発しあっという間に方耳が破れた。

オ「にゃー！(やったぁ)」

そして爆発がクインクの逆鱗に触れたのか、あっという間に攻撃的になり

オトモとモモを追いまわした。

モモ「うぁああああああ！」

オ「にゃあああああ!(いゃああああ)」

しばらく走り回っているとズドォンと音がしてクインクが地面の中に消えた

モ「えっ？」

オトモ「にゃっ？(何だ)」

後ろを見ると、クインクが見事に落とし穴に引っ掛かって目を回している。

モモ「これ、倒した事になるよね…」

一応クエスト内容には、気絶アリと書いてある。

モ「やったぁ…いやったぁああああああああああ！」

オ「にゃあああ！(いえーい)」

初めてのクエスト達成に私は凄い喜んだのだった。