君からのSOS。 ページ3
あぁ。Aと先輩が付き合ってからもう何ヶ月経ったかな。
もう、これは諦めなくちゃいけない?
いや絶対諦めない。
ある時Aの頬に大きな絆創膏が貼ってあった。
「それどうしたん!?誰にやられた。跡は?残りそう?」
「う、ううん。転んじゃっただけ。大丈夫。気にしないで。あはは、、、」
うそや。俺はわかる。どんだけお前の事好きやと思ってんねん。
親友なら相談せろよ、アホ、、、
ある時、たまたま空き教室を通りかかった時、
バシッ!
「うっ!」
「お前何、彼氏のライン5分以内に返せないの。馬鹿なの?こうしないと分かんないのかよ!」
「痛い!お願いだからやめてください!」
そうか。
その瞬間分かった。最近Aに傷が多いのも。
やたらスマホをみるようになったのも。
素で笑ってる顔が少ないのも。
全部全部こいつのせいやったや。
許さねぇ。
俺はすぐさまピリピリとした気持ちを抑えながら、動画と写真を撮った。
「おい。なにしてるんや。」
「あ゛?」
「、、!いふく、きちゃだめ、!」
「ごめんな。はよ気づいてあげられんくて。俺がどうにかするから。」
「なんなんだよテメェ。これはAと俺の事だろが。首突っ込んでくんじゃねぇよ」
「関係ないやと?めちゃ関係あるわ!お前が先輩やろうが何やろうが、親友がいじめられよったら助けるのが当たり前やろ!」
「あぁ。そうか。そんな奴やるよ。なら、欲しいんだろ。A別れよ。じゃね」
「いふく、ありがと、、本当はつらいって伝えたかったけど言えなかったんだ」
「なんで?言うのが当たり前やろ!こんな事になるぐらいなら、俺が、、」
「ほら、そゆとこ。いふくんいつも俺が、俺がって。私いふくんのつらそうな顔みるのが辛くて言えなかったんだ。ごめんね、」
嘘ではなく素で謝ってる弱々しいAを見てられず思わず抱きしめた。
「なぁ。A?俺さ。ずっと好きやったよ。お前のこと。会った時からずっと。」
「へ、、」
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きさき事あむ - 緑斗-りと-さん» ごめんなさい!よく外すの忘れちゃって、、ご指導ありがとうございます! (2023年4月20日 17時) (レス) id: d3d8870f83 (このIDを非表示/違反報告)
緑斗-りと-(プロフ) - オ'リ'フ'ラたってますよ。めっちゃ素敵な作品で、読んでいて楽しい作品でした!更新、頑張ってください〜!! (2023年4月17日 6時) (レス) id: 69904a6c11 (このIDを非表示/違反報告)
あむ - かなさん!なんかすみません、バグりました💦何回もコメントありがとうございます。励みになっております。これからも応援よろしくおねがいします!嬉しいと言ってくれて私自身も嬉しいです! (2023年2月4日 22時) (レス) id: fbc7ace5bb (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - あむ。さん» 返信ありがとうございます😭コメント欄すごいことになってますねwwwミスなのになんだか嬉しいです!曲パロいいですよね✨曲が物語に凄くあっていて天才かと思いました!これからも応援します!更新頑張ってください🔥 (2023年2月4日 21時) (レス) @page2 id: 97a0e620ba (このIDを非表示/違反報告)
あむ。 - なんかコメントがバグりました。すみません (2023年2月4日 21時) (レス) id: fbc7ace5bb (このIDを非表示/違反報告)
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