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9イやで、神ちゃん
1時間前 裏口
「おー、神ちゃんお疲れ」
「照史くんお疲れ」
「また流星わからんって?」
「ほんまあいつ1ミリも覚える気ないねんけど。一回しばいてええ?」
「おー、ええええ笑 しばいたって笑 んと…流星なに欲しい言うてた?ウイスキーまだあるし…カクテル系か…」
「桃のやつ!言うてたで」
「あー、これな」
「それぇ?!全然桃の酒ちゃうやん」
「流星が桃の味する言うて」
「あいつ味覚どうなってんねん!ほんま…全然学習せぇへんであかんわ…」
「ほんまよな。あとじゃあこれとこれと…ほんでいくらんなる? その裏で神ちゃんは秘密の特訓しとるん言うになぁ?」
「だぁっ!照史くんそれほんまあかん!言わんとって!えっと、五万ちょいやな。端数おまけしたるよ」
「ごめんごめん言うてないって笑 ありがとう〜ちゅうか昨日、大丈夫やったん?」
「いや…めっちゃ気持ち悪かったし後半ほとんど記憶ない…迷惑かけてごめん…」
「いや全然迷惑ちゃうで?神ちゃん寝てまうだけで迷惑とかかけへんよ」
「そやねんな〜すーぐ寝てまうねんな〜、っと、あとこれでええ?」
「ん、六万と五千でなんとか」
「おっけ。細かいの切ったるわ照史くんには今後もお世話になる予定やから…」
「お世話とかちゃうって。神ちゃんの飲む練習付き合うって名目で酒屋で何でもかんでもただ酒飲ましてもうてんやからどんなけお得な話やねんって」
「忙しいのにわざわざ来てもうてんねんからそんくらい当たり前や。ほい領収書」
「ありがと。まぁ俺は無理して飲まんでもええと思うけどねぇ」
「いっや…酒屋の息子でバーテンやっとんのに酒弱いとかほんま洒落んならんあかんもんそういうん」
「けなげやなぁ笑 ほんまそういうとこ好きやで。神ちゃん」
「ふふっ…でも昨日は来てくれてありがとうな」
「いや、俺も家呼んでもらえて嬉しかったし」
「何度も言うけど、このこと流星に黙っとってな?」
「わかっとるって」
「なぁ、今晩も来る?」
「俺は行きたいけど…神ちゃんしんどいやろ?」
「…そうやな笑 ほな、また今度」
「ん、あとで連絡するわ!お疲れ!」
「お疲れー」
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作者名:ぐりむ | 作成日時:2017年5月14日 9時