ラヴシック・シンドローム( 洸希 ) ページ6
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「あっあのっ今日初めて来ましたっ!」
「ほんとにー?暑い中ありがとう!」
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「Aって言います、覚えてください!」
「AAA...覚えるね!今日もありがとう!」
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「A!また会えた!」
「洸希くん、名前っ、」
「覚えるって言ったじゃん、寒くなって来たから体調崩さないでね!」
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「可愛かった」
「何が」
「ん?初めて会った時の洸希」
「思い出すなって言ってんだろ」
「そんな私の膝の上に頭乗せて怒られても説得力ないよ」
私の発言が気に障ったのか唇を尖らせて露骨に不貞腐れると私の隣に座りなおす。そのお口さえも愛おしいのですが。可愛くてちょっとだけ意地悪してやろうなんて思った
「洸希が言ってきたんだもんね、あの時」
「おい」
「地面に話してんのかってくらい下向いてさ、」
「それ以上言ったら怒るよ」
「一目惚れで...っ、」
言わせまいと重なる唇、この人のキスはいつになってもぎこちないのに蕩けるほど甘い。
「これ以上の事されたいなら今の話続けてみてよ」
ほんのり頬を赤らめて勝ち誇った顔をする彼を見てとてつもないスピードで私の心臓が脈打つ。
ああ、私はこの人に勝つ事もこの人から抜け出す事も不可能なんですね。
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心の在り処を証明せよ( 玲於 )♯→←ひみつが歩いたあしあと( 壮吾 )♯
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あっとまーく - 林さん» 壮くんとドラマで共演して仲良くなり付き合うっていう話読みたいです!少し長くなってしまいますかね?よろしくお願いします! (2017年11月3日 18時) (レス) id: aa64b92b3e (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - あっとまーくさん» ありがとうございます!( ; ; )またお待ちしてます!! (2017年10月23日 0時) (レス) id: fbd62e5557 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - まほさん» リクありがとうございます!書かせていただきます! (2017年10月23日 0時) (レス) id: fbd62e5557 (このIDを非表示/違反報告)
あっとまーく - 林さん» イメージ通りの話で凄い良かったです!また思いついたらリクエストします。 (2017年10月15日 11時) (レス) id: aa64b92b3e (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 壮吾のお話の続きでイチャイチャしているお話がみたいです!お願いします! (2017年10月14日 20時) (レス) id: 5cc7a201b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林 | 作成日時:2017年10月9日 0時