獅子と猫��( 楽 )♯ ページ4
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「今日古典の先生がね...」
「うん」
「あ、今日の卵焼きね...」
「うん」
あれ？なんかご機嫌斜め？上の空？
なんてこれだけ一緒にいればすぐ気付く。
「楽どうしたの？なんかあった？」
「...いつから？」
「え？」
「いつから呼び捨てだよ」
背中には鈍い痛みと冷たい木の感触。
視界にはあからさまに不機嫌な私の天使と快晴と言わんばかりの青空。
「ちょっと楽ちゃん、いたいよ、っ」
纏め上げられた両手からじんわり痛みが伝わってくる。
「そうやって俺のことだってたまにちゃん付けで呼ぶくせに。彪馬くんの事は簡単に呼び捨てにできるんだ？」
「や、ちょっとまって、ほんとに彪馬はそんなんじゃなくて...」
「ただの友達ですーって言いたいの？だけど残念、そんなの俺にはどうでもいい」
「ごめ、んなさい、」
「謝れば許されると思ってる？俺の嫌がることしたらお仕置きだよって散々言ったよね？」
「まってでもほんとにそんなつもりじゃ」
「黙れよ」
首元に移動してきた楽が何をしているのか気付くのにそれほど時間は要さなかった。チリッとした甘美な痛みが首元に走る。
「ちょ、楽っ」
「それ着けてしばらく過ごせよ、隠したりしたらもっと酷い事するからね？」
それから「また帰りに迎えに来るにゃー！」なんて大きめの声で言ってクラスの女子達を虜にした彼は満足げに私のクラスを後にしましたとさ。
どちらが裏の顔なのか...まぁ裏だって表だってどっちも好きなのには変わりないんだけどさ。
身をもって実感。これが惚れた弱みってやつね。
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「A〜！肉まん食べたいにゃー！」
「ずっとそっちのキャラで居てくれていいのに」
「あ？」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
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柴崎さんよりリクエスト頂きました【 楽くん×ドS 】でした。可愛い子のドS好き！ってなって書き始めたもののらっくん可愛いイメージ張り付きすぎて難しかったです、、最高の大天使ですよね、、
ただのツンデレみたくなっててもお許しください( ；∀；)
林
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ひみつが歩いたあしあと( 壮吾 )♯→←獅子と猫( 楽 )♯
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あっとまーく - 林さん» 壮くんとドラマで共演して仲良くなり付き合うっていう話読みたいです！少し長くなってしまいますかね？よろしくお願いします！ (2017年11月3日 18時) (
レス) id: aa64b92b3e (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - あっとまーくさん» ありがとうございます！（ ; ; ）またお待ちしてます！！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: fbd62e5557 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - まほさん» リクありがとうございます！書かせていただきます！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: fbd62e5557 (このIDを非表示/違反報告)
あっとまーく - 林さん» イメージ通りの話で凄い良かったです！また思いついたらリクエストします。 (2017年10月15日 11時) (レス) id: aa64b92b3e (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 壮吾のお話の続きでイチャイチャしているお話がみたいです！お願いします！ (2017年10月14日 20時) (レス) id: 5cc7a201b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2017年10月9日 0時
