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『お邪魔します〜』


「うわぁ、靴ビッショビショだ。」


『私も…。』


「Aちゃん、
 風邪引いちゃうといけないから
 先にお風呂入ってきて!」


『お、お風呂!?』


「お湯も溜めてるから
 ちゃんと入ってね〜?」




お、お母さんの様な安心感っ…!!




『あの…私、洋服の替えが
 無いんだけど…』


「あ、俺の服で良かったら貸すよ?」


『じゃあ、遠慮なく…!』


「うん!下着はさすがにだから
 洗濯して乾燥機回し終わるまで
 湯船に浸かってゆっくりしてて!」


『ありがとう…もう私キヨくんが
 お母さんに見えてきた…。』


「お母さん!?」


『ふふっ、じゃあお言葉に甘えて
 お風呂入ってくるね!』








…うわぁ、キヨくん家のお風呂かぁ。



シャンプーもボディソープも、
私の家のものとは当たり前に違う。

彼氏の家でお風呂に入るなんて
こんなにドキドキしてしまうんだ…。



いつもとは違う
シャンプーの香りに釣られて
色んな妄想が膨らみ頭が回らなくなる。


途中で彼氏が
“一緒に入っても良い〜?”
って言ってくるやつ。
キヨくんからそんなこと言われたら
どうしよう…!?



もう私の馬鹿。
何妄想してんだか。

さっさと頭洗わなきゃ…。









「ねぇ!Aちゃん!」


『はっ、はい!?』


「一緒にしても良い?」


『っ!?な、何を!?』


「洗濯だよ!俺の服とかも
 一緒にしていい?」


『あっ、洗濯物ね…
 全然大丈夫!』


「おっけー!ありがとう!
 あ、洗濯機の上に
 俺のTシャツ置いてるから
 これ着てね〜」


『あ、うん、ありがとう…!』




び、びっくりしたぁ…。

一緒にお風呂入ろうって
本当に言ってきたかと思った。




そういえば今日寝る時って
どうするんだろう。

キヨくんの家の寝室とか見たことないけど
ベッド二つもある訳無いよね…?

一つのベッドで二人寝るって…
え、これって、ヤバくない…?






“俺、全然待つから。”





いや、大丈夫。
私にそう言ってくれた
キヨくんだから_____

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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» うわぁとっても嬉しいです(T . T)前作からもご覧頂きありがとうございます(_ _)♡ぜひ現在連載中の別作品もご覧頂けたら嬉しいです!(~˘♡˘)~ (2月21日 1時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 前作からこっそり見ていたものです…!連載お疲れ様でした!!2人の初々しさというかふわふわした雰囲気がすごく好きで…良さが私の語彙力では表せないほど素敵な作品だなと思ってます(T T)♡次回作も楽しみにしております〜! (2月16日 15時) (レス) @page28 id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - るるさん» とっても嬉しいです(T . T)応援ありがとうございました♡♡ (2月6日 8時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
るる - 連載お疲れ様です…!陰ながら応援させていただいてました!表現だったり描写がすごく可愛くて、癒されながら見させていただきました〜 (2月5日 1時) (レス) @page28 id: 661fd99c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 作者さん» ご覧頂きありがとうございます(_ _)♡お褒めの言葉、とっても嬉しいです(*^^*)ぜひ次回もよろしくお願いします! (2月4日 22時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2024年1月19日 2時

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