十一章 【夏のジェラSea】 ページ16
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ジリジリと肌を苛める強い日差し。
通り沿いには鮮やかに緑が生い茂る。
木々から漏れる光はどこか神秘的で
見惚れてしまう。
うるさい蝉の声で、
辺りは夏めいてきた。
キヨくんと海、
また行きたいな…。
そう考えていると
ちょうどキヨくんから連絡が来た。
___ピコン！
“ねぇ、Aちゃん。
海行かない？”
あ、待って。
夏だし、キヨくん
泳ぐつもりじゃないよね…？
“私泳げないけどいい？”
“うん、全然！
前みたいに海眺めるだけでいいから！”
なんだ、よかった。
キヨくんと付き合ってから
初めての来る海。
あの時と比べて
海の雰囲気も違えば
私たちの関係も違う。
「やっぱり人多いね。
人酔い大丈夫そう…？」
『うん！これくらい広い場所なら大丈夫！』
ビーチバレーをしている男の人たち。
ビキニ姿ではしゃいでいる女の人たち。
バーベキューをしている人たち。
海の楽しみ方は色々。
だけど私は静かに楽しみたい。
「あ、あった！ベスポジ屋根ベンチ！
ちょうど人も居ないし、
あそこ座ろっか？」
気が利くキヨくんは
あらかじめ日焼けに弱い私の為に
海が綺麗に見えるベストポジションの
屋根があるベンチを探してくれてたみたい。
「…でもAちゃんの水着
見たかったなぁ〜」
わざとらしく口を尖らせて
私を頭のてっぺんから
つま先までジロジロ見ている。
『ちょっ、そんな見ないでくれる…？
私スタイル良くないから！
水着なんて着れないから！」
「そんなことないって！
ってか、好きな人の水着姿は
スタイル関係なく男は
見たいもんじゃない？」
『…そういうものなの？』
「俺はAちゃんの水着姿なら
興奮しまくるとおも______ 」
『はっ！？やだっ！
恥ずかしいからやめて！』
思わずバシバシとキヨくんを叩く。
「痛い痛い！
でも…いつか見れるの
楽しみにしてるからね〜？」
『絶対着ません。』
「…ねぇ、なんでさっきから
こっち見てくんないの？」
『だってキヨくんが
恥ずかしいこと言ってくるから。』
「えぇ？なんでよ、ねぇ？
こっち見てよ。」
『やだ。』
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» うわぁとっても嬉しいです(T . T)前作からもご覧頂きありがとうございます(_ _)♡ぜひ現在連載中の別作品もご覧頂けたら嬉しいです！(~˘♡˘)~ (2月21日 1時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 前作からこっそり見ていたものです…！連載お疲れ様でした！！2人の初々しさというかふわふわした雰囲気がすごく好きで…良さが私の語彙力では表せないほど素敵な作品だなと思ってます(T T)♡次回作も楽しみにしております〜！ (2月16日 15時) (レス) @page28 id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - るるさん» とっても嬉しいです(T . T)応援ありがとうございました♡♡ (2月6日 8時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
るる - 連載お疲れ様です…！陰ながら応援させていただいてました！表現だったり描写がすごく可愛くて、癒されながら見させていただきました〜 (2月5日 1時) (レス) @page28 id: 661fd99c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 作者さん» ご覧頂きありがとうございます(_ _)♡お褒めの言葉、とっても嬉しいです(*^^*)ぜひ次回もよろしくお願いします！ (2月4日 22時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年1月19日 2時
