九章 【嫉妬】 ページ1
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「ええぇぇ！！
何それぇぇぇえ！！
ちゅーしたのぉぉぉ！？」
『うるさいうるさい！
惚気話でそんなに叫んでくれるの
むーちゃんくらいだよ。』
「なにそのエピソード！
ってかキヨ、マジヤバっ。
唇の奪い方イケメソじゃん」
むーちゃんの家に
キヨくんとのお家デートの報告をしに来た。
『近所の人に迷惑なるから
本当に声小さくして！？』
「んで？最後までは行かなかったの？」
『当たり前でしょ、
そんな軽い女じゃ
ありませんよ私は。』
「私ならやっちゃうかもなぁ…。」
『は！？』
「そんなベタベタ甘えてきて
色気満点な声で囁かれたりなんかしたら
こっちが興奮しちゃうじゃん？？」
『すぐするのは良くないって
むーちゃんが言ってきたんじゃん！』
「そうだけど〜
私なら身を任せちゃうかもな〜って
思っただけ〜。」
『真剣に交際してるの。
遊びなんかじゃないし…』
もし、キヨくんの誘いに断って
嫌われたらどうしようとか、
それは確かに考えてしまう。
世の中にはこういう悩みを
抱えてる女の子って
少なくなさそうな気もする…
でも、あの時キヨくんは_______
『はい、どうぞ召し上がれ〜』
「うわぁ！旨そう！！
ありがとう、頂きます！」
とは言ったものの、
キヨくんは箸に手をつけない。
『キヨくん…？どうしたの？』
「_____ねぇ、Aちゃん？」
『…うん？』
何か言いたそうな表情で
私と親子丼を交互に見るキヨくんは
やっと口を開いた。
「俺、全然待つから。」
『…？』
「Aちゃんが、
俺とならそーゆーのしても良いかな
って思ってくれるまで全然待つし、
俺はAちゃんの
隣に居れるだけで充分だから。」
『あ…ありがとう…。』
「ごめん、ご飯食べる前に。
なんか先に言っときたくって…。」
『ううん！ありがとう、キヨくん。
私、キヨくんが彼氏で本当良かった。』
_____心の底から安心した瞬間だった。
「A…？なんでニヤけてるの？」
『あ、いや！なんでもないよ〜』
むーちゃんに話しても良かったけど
なんだかまだ今は
心の中に秘めておきたくなって
特には話さなかった。
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ゆゆゆ(プロフ) - みやさん» うわぁとっても嬉しいです(T . T)前作からもご覧頂きありがとうございます(_ _)♡ぜひ現在連載中の別作品もご覧頂けたら嬉しいです！(~˘♡˘)~ (2月21日 1時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
みや - 前作からこっそり見ていたものです…！連載お疲れ様でした！！2人の初々しさというかふわふわした雰囲気がすごく好きで…良さが私の語彙力では表せないほど素敵な作品だなと思ってます(T T)♡次回作も楽しみにしております〜！ (2月16日 15時) (レス) @page28 id: 2bd17039e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - るるさん» とっても嬉しいです(T . T)応援ありがとうございました♡♡ (2月6日 8時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
るる - 連載お疲れ様です…！陰ながら応援させていただいてました！表現だったり描写がすごく可愛くて、癒されながら見させていただきました〜 (2月5日 1時) (レス) @page28 id: 661fd99c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 作者さん» ご覧頂きありがとうございます(_ _)♡お褒めの言葉、とっても嬉しいです(*^^*)ぜひ次回もよろしくお願いします！ (2月4日 22時) (レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年1月19日 2時
