タタは可愛いけどテテはうざい。4

愛してる＿TH side＿ ページ42

子供がほしいと言えば驚くA。



「別に驚くことでもないじゃん。欲しくないの？俺との子供」



俺は絶対にほしい。女の子でも男の子でも、Aとの赤ちゃんなんてそりゃあもう可愛いに決まってる。



A「いつ、かは…ほしい」

「ふふ、よねよね！」



やばい、こんな会話ニヤケ止まらんw



A「でも今すぐ！じゃなくてもいいから！」

「えー？wなんでそんな顔赤いのー？w」

A「うるさいな！変態！」



バシバシと攻撃してくるしwこんなA初めて見た。




「まず俺はー！子供がほしい！そしてみんなに自慢する！」

A「何人？」

「んー、10人くらい？」

A「殺す気か」



って言うのは冗談だけど、10人でも余裕で養えるからね俺。←




A「私はいつまでも健康に、テヒョンと生きていくこと。喧嘩とかすれ違いとかたくさんあるだろうけど」



大丈夫だよ。いくら喧嘩したってすれ違ったって何でも二人で乗り越えていけるでしょ？だって今ままでそうだったもん。

これからもAの隣には俺がいて、俺の隣にもAがいるから。



A「本当にいろいろあったよね、私たち」

「そうだね」



珍しく話し続けるAの話に耳を傾けながら、天井に手をかざす。



A「でも、どんなに辛い時も後悔したことはなかったよ」



そう言って俺の顔を両手で包み込むA。それだけでも胸がドキンとなって、またAを好きになる。



A「テヒョンと出会えたこと。ホント、人生何が起こるかわからないなって思った」

「俺もそうだよ。Aでよかったって思ってる」



たくさん辛い思いさせて泣かせて、メンバーにも当たって、知らなかった自分に頭を抱え込むこともあったけど、そんなことがあったから、今こうしてAと結婚できてこの先もずっと一緒にいれるんだよな。

そう思うと一気にこみ上げてきた感情。



A「なんで泣くの…もう、泣き虫」

「Aだって泣きそうじゃん…」



俺の頭を撫でるAの目にも涙が溜まっていた。




「俺幸せ過ぎて怖いわ」

A「私も」



そうして俺たちは笑いあった。

一度は離れちゃったけど、また俺の元に戻ってきてくれてありがとう。

こんな俺に出会ってくれて、好きと言ってくれて、こうして今も一緒にいてくれて…



「A…愛してるよ」




この命が燃え尽きるまで
君のその美しい笑顔を
誰よりも近くで見ていられますように…





end

作者です！！→←・＿TH side＿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す