コーラ ページ12
それから一ヶ月後。テヒョンからカトクがきた。
また交換したカトク。久しぶりのトークに思わず笑みがこぼれる。
"俺しばらくは休まなきゃ…"
"そうだね"
"Aに会いたい〜!!"
"うん"
まあいつになってもこのシンプルな会話は変わらないけど。でもこれが私たちらしいなって思う。
prrrr…
次は電話がかかってきた。
TH『もっしーのもっしー??』
「……」
電話に出るといきなりの日本語。どこで覚えた。
TH『Aももう卒業だね』
「うん」
TH『あ!ピアス開ける!?卒業したら!』
まだ言ってんのか。
「開けてあげる〜♡」ってなぜかめっちゃウッキウキのテヒョン。あなただと怖いんですが。
「そんなのどーでもいいから、テヒョンこそ体調は?」
TH『俺?俺に聞いてるの?え!心配してくれてるの!?』
「切ろうか?てっちゃん?♡」
この前も心配しただろーがよ。
とにかくしばらく踊れないらしい。だからみんなが仕事に行ってる間、宿舎で一人暇なんだと。
TH『暇。暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇…(以下省略)』
「うるさい。暇って、どうすればいいの」
TH『宿舎に来て』
来てって言われても…
TH『…ダメ?寂しい』
絶対今上目遣いしてる。誰もいないのに。おお、想像したら見苦しい。
ってことで…
「わかった。今から来るからほしいものは?」
TH『コーラ!!』
___
ピンポーン
TH「ヤー!A〜!!」
玄関を開けるとまるでご主人様を待っていた犬みたいにバタパタと走ってきたテヒョン。
TH「ヒヒ やっと会えた〜♡」
ぎゅーっと抱きつかれ地味に苦しい。
「あーはいはい、とにかく離れて」
TH「あ、コーラプリーズ。」
「はい。(棒)」
キンキンに冷えたコーラをテヒョンに渡し、頭を撫でる。
TH「ぶっ!!ちょ、何急に!!」
「うわっ!きったな!早く拭いて!!」
なんだよなんだよ、頭撫でただけで吹き出すとか、まじありえない。
TH「だって急に俺の頭投げてくるから!!」
「投げるじゃなくて、撫でるね」
相当動揺してるのかとんでもない言い間違えをするテヒョン。
まあ変なことしたりしたら、リアルに投げるけどね♡
TH「で?なんで投げてきたの?」
「まだ言ってるの?」
TH「我ながら面白い間違いだと思いまして」
久しぶりの二人の時間。
私たちは座り心地のいいソファーに座った。
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BOO(プロフ) - シュガーソルトさん» あ!出産後のお話都下ですか?ちょっと考えてみます!!!コメントありがとうございます泣 (2018年6月10日 16時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーソルト(プロフ) - 2人の間に男の子が生まれてその男の子がママにポッポしてテヒョンがわああああ俺の〇〇〜とか言ってる物語作って (2018年6月10日 13時) (レス) id: 67ebf262fc (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 美織さん» ありがとうございます(TT)本当に光栄です(TT) (2018年4月30日 19時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - BOOさん» はい!!実はシリーズ1の頃から見てたんです!!!! (2018年4月30日 15時) (レス) id: d461b2548f (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 美織さん» どタイプだなんて...!そんな...ありがとうございます(TT)私なりにこれからも頑張っていくので、よろしくお願いします!! (2018年4月29日 22時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BOO | 作成日時:2018年4月21日 22時