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「...え〜っと、仲が良いかは分からないけど、今ユン先生の生態調査やってるの！」
「あの先生ってあまり良い噂聞かないじゃん？その噂が本当なのか確かめたくて保健室に行って観察してるんだよね」
「あ！もしかして、ハユンさんも生態調査に協力がしたい、、みたいな？」
「ううん、別に。」
「あ、、そっか？」
「じゃあ別に、いいよね？」
「___________」
その言葉は授業終了のチャイムに被って聞こえなかった。
「...え？」
「あ、授業終わったから先に行くね？」
「次の授業も頑張ろ？」
「待って！さっきなんて...」
「それじゃ。」
私の言葉が聞こえなかったかの様に、ハユンさんはすぐに教室を出てしまった。
「今の、なんて言ったんだろう...」
「A〜！！」
「あ、3人とも、」
「も〜、Aったらどこに行ってたの？」
「予鈴鳴っても教室戻ってこなかったから先行っちゃった。」
「どうせいつものとこでしょ。」
「あはは、ごめんね？」
「教室戻ろ。次で授業ラストだ〜。。」
ハユンさんの言葉が気になりながらも
私は彼女らの一緒に教室に戻ることになった
これがきっかけに
私の学校生活が少し変わることになることを知らずに
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Hayoon side.
はぁ、なんであんなこと言ったんだろう。
『じゃあ別に、いいよね？』
『奪っちゃっても』
別に、他の子をみてもなんとも思わないのに
あの子には少しキツく当たってしまう
...いや、この感情にはまだ気づかないでおこう。
もう少し、嫌な自分は隠しておこう。
「ハユーン！！昼休み終わりどこに行ってたの？」
「みんなハユンちゃんのこと心配してたのよ？？」
「急にどっかいくからビックリしたわ」
「うふふ、ごめんね？」
自分の中から湧き出てくる嫌な気持ちに蓋をしながらも
いつも一緒にいる彼女らと一緒に教室に戻った
蓋したつもりだった蓋が合っておらず
彼女の学校生活に関与することになるとは知らずに
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作者名：ぷーぷぷ | 作成日時：2022年8月31日 23時
