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あんな慌ただしかった日が過ぎ、普段の日常が戻りつつある
と、誰もが思っていた。
｢야.お前いつまでここにいるんだよ。昼休みあと5分で終わるけど？｣
｢...ん？知ってますけど？｣
｢じゃーなんでここに居続けんだよ〜！｣
そう、私はあれから
ユンジョンハン先生の住処である、保健室に入り浸っていたのだ。
それもお昼休み限定で。これにはちゃんとした訳があった。
｢あ、もしかして？俺に惚れちまってんの？
ガキに構ってる暇なんかないんだから諦めな〜。｣
｢は〜？？勘違いも甚だしいですね！
私は今調査中なんです！｣
｢は？調査？なんのだよ。｣
｢生徒からもっぱら噂のユンジョンハン先生の正体についてです！｣
あれから沢山の人にユンジョンハンの噂について聞き回った。
何人もの人に聞き回ったのに、分かったことは｢人間味がない｣ということだった。
この前怪我をして保健室にいたときにはそんな風には見えなかった。
だから私は、この｢人間味がない｣のは本当なのか調べに来たのだ。
｢
そんなことしてる暇があったらこの前ありえない点数を取った数学の復習でもしてな〜｣
「
｢お前の担任がこの前頭抱えてたぞ〜、どうしたらこんな点数が取れるんだってな。｣
ユン先生はいつものお気に入りのマグカップを片手におかしな笑い方をしていた。
それは引き笑いなのか？
いや、そんなことよりも！
｢ユン先生って...笑えるんですか？？｣
｢なにいってんだよ。｣
即ツッコミ、아주 NICE!!
じゃなくてじゃなくて、
｢私さっき、ユン先生の正体調査してるって言ったじゃないですか。
調査結果の項目で、｢笑ってるところを見たことない｣がいっちばん多かったんです！｣
｢
第一俺はいつも...｣
話しているユン先生を遮るように、昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。
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作者名：ぷーぷぷ | 作成日時：2022年8月31日 23時
