鏡の向こう ページ10
坂田sid
きょろきょろとセンラの家を見渡す。
特に違和感はない。
……そこらじゅうの鏡に布がかけられていることを除けば。
鏡だけじゃない、鏡の役割を果たすもの全てに。
窓にも、カーテンがしてあり、昼間だというのに、電気をつけてある。
指摘しようかと思ったとき、まーしぃに止められた。
何でだよっ！
もう、さか子怒るわよっ、
と、心のなかでふざけていれば、うらさんが口を開いた。
「なぁ、お前さ。利き手どっちだっけ？」
「…何でそんなこと聞きはるんです？」
「いや、何となく？利き手くらい答えてくれたって、いいだろ」
流石声優、自然！！
「…………」
「センラくん？どしたん？」
答えない。
「センラ〜？」
「……いやぁ、この頃両利きになろかな〜って、練習？してて、」
ふは、と笑いながら頬を掻く。
「ふ〜ん、そう。……じゃあさ、」
「もう、今度はなに、」
「何で、鏡という鏡に布かけてんだ？」
うらさんんんん！！
僕も気づいてたよっ、流石相棒！
「坂田、少し黙れ」
「まーしぃ！？」
「っ………」
「なんで、」
そのとき、だんっ、と音がした。
「……？」
それは、リビングに置いてある一際大きな鏡からしたような気がした。
鏡、割れたとか？
「なんや、今の…」
まーしぃが、鏡に近付くと、センラが
「やめろっ！！」
と。
「……へぇ、俺意地悪だから。やめろって言われると…」
つい、ね。
そう言いながら、まーしぃはその鏡にかけてある布を下ろした。
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朱殊弥 - まるさん» 大変申し訳ありませんでした。こちらの確認ミスです。 ご指摘いただきありがとうございました。不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありません。 今後このようなことが無いよう、きちんと確認致します。誠に申し訳ありませんでした。 (2018年10月15日 17時) (
レス) id: 026a79a803 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 実在する人物のお名前を借りている時点で立派は二次創作であり、オリジナルではありません。そしてオリジナルフラグが立っている事は立派な違反行為です。作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 17時) (レス) id: 3c18ee4450 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱殊弥 | 作成日時：2018年10月15日 17時
