恐怖 ページ5
センラsid
……僕が、僕じゃなくなっている。
あの日から、あいつはこうなることをのぞんでいたのだろう。
そ、と鏡を見詰める。
凄く不安げな自分の顔が、突如にこりと微笑む。
もちろん、僕は笑ってなどいない。
『なに〜、どしたん?』
「…………せ」
『?』
「返せ!!」
だん、と鏡に手をついて、あいつを睨み付ける。
『………ははっ、今更気付いても遅いで?』
「………!」
『お前は俺。俺はお前。……なんて、ご都合主義なことあって堪るか。命の椅子は、ひとつだけ。ちゃうか?』
「…………」
『お前は黙って、指くわえて見てりゃいいんだよ』
『自分の影が、自分になるのを』
含み笑いで、侵略者インベーダーは謂う。
ばちっ、と鏡が弾けた。
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朱殊弥 - まるさん» 大変申し訳ありませんでした。こちらの確認ミスです。 ご指摘いただきありがとうございました。不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありません。 今後このようなことが無いよう、きちんと確認致します。誠に申し訳ありませんでした。 (2018年10月15日 17時) (レス) id: 026a79a803 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 実在する人物のお名前を借りている時点で立派は二次創作であり、オリジナルではありません。そしてオリジナルフラグが立っている事は立派な違反行為です。作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 17時) (レス) id: 3c18ee4450 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱殊弥 | 作成日時:2018年10月15日 17時