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エンド2 ページ27

「…今すぐこの店を出よう。ここは危険だ」




「へ…一体どうしていきなりそんな…」





と言いかけたとき






カランカラン♪





「いらっしゃいませ〜何名様ですか?」




「あーえっとー
連れがもう先に来てるので」





この声って…どこかで聞いたことのあるような






古賀さんの方を見ると
顔面蒼白で「アカン…」と静かに呟いていた







「おっ!おったおった。古賀〜」






そのボーカルの鮪さんという人は
光の速さで私たちを見つけると






ごく自然に古賀さんの隣に腰掛けた






「何でお前がここにいるんや!」





「いやーちょっと気になってなー



あ、Aちゃん久しぶりやなー」





「あ、は…はぁ。お久しぶりです」






古賀さんめっちゃ怒ってる…





というかまず何故鮪さんがここに
来たんだろう





分からないことは沢山あったけれど



とりあえず、さっきの続きを…






言おうとしたのだが





「なぁ古賀、お前もう告白したの?」







「え!!?」





何故鮪さんがその事を知って…






口をパクパクする私の様子を見て察したのか





「あー…言ったんやな、古賀笑


ごめんごめん、それじゃもしかして俺



二人の邪魔しちゃった?」







「もしかしなくても充分邪魔や!!」





え、待って待って…話に全然
着いていけない泣






「え…鮪さん知ってたんですか?」






と、何とか言葉を発してみる






「まぁ知ってたっちゅうか…古賀って



ものすごく分かりやすいからな笑」






え…分かり、やすい??






「お前らに頼みたいことがあるって


めっちゃキラキラした目で言ってきたときは




何や何やって思ったんやけど



実際に君と会ってみてその意味がやっと分かったわ」






「お、おい鮪…もう、やめてくれ/////」





古賀さんって私からしたらすっごく大人で
クールなイメージが強かったけど



裏ではそんなやり取りがあったんだ






「で?返事はしたん?」






「へっ」






そ、そうだ!肝心なことを忘れてた汗






「…っ私も古賀さんが好きです

だから告白してくれて…すごく嬉しいです/////」





緊張と恥ずかしくて言葉が震える




でも、自分が心の底から伝えたいことを
言うことが出来た







「…だとよ。よかったな、古賀」






「Aちゃん…ホントにいいん?」




こくん、と頷く

ハッピーエンド→←エンド1



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古賀のピアス - 隼人じゃなくて隼斗ですよ〜(>_<)! (2018年10月22日 23時) (携帯から) (レス) id: 14795cbcb5 (このIDを非表示/違反報告)
adacomanon(プロフ) - いい話です! (2017年11月23日 22時) (レス) id: e4f7bbe889 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - すいません!Mステ出演すると思っていたのですが…私の勘違いだったみたいです(>_<)私の発言のせいで楽しみにしていた方がいたら本当に申し訳ないです!また出てくれる日を待ちたいと思います‥ (2016年10月18日 20時) (レス) id: 9f9a46bf08 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - おそらく次のMステに…映画主題歌の新曲だと思います! (2016年9月28日 16時) (レス) id: 9f9a46bf08 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - KANA-BOONMステでるんですか、!? (2016年9月24日 18時) (レス) id: 09d1b726f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たいやき | 作成日時:2016年9月19日 20時

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