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臣「…あのな。黙って聞いててほしいんだけど。」
今からするであろう広臣の話は、何も見当がつかない。
怖くなって、思わず目を彼から伏せた。
臣「…雨の日。Aが俺に駆け寄って来てくれた日、有紗と会ったんだ。」
「…!」
知らなかった。
あたしはあの日、雨で淀む視界の中で、ありがちな男女の修羅場を見た。
あの場面は、嫌になるほど頭にこびりついてはいるけど、その男の人が広臣だったことにびっくりして、
その相手が誰だったのかなんて、考えたこともなかった。
…まさか、有紗さんだったなんて…。
不覚。
臣「…あの傷は、たぶんお前の想像の通りだよ。逆上した俺のファンが、有紗を刺したって、言ってた。」
…やっぱり。
それならもう、その先に続く言葉は決まっている。
責任を取るために、俺は有紗といる────……。
そうならそうと、早く言って…!
臣「…けど。」
臣「…その傷は、偽物だったよ。」
……え?
にせもの…?
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尼崎の雑草になりたい(プロフ) - イッキ読みしました!笑中2ころから書かれてたなんて、すごいです!臣くんと隆二くんの特徴とか健ちゃんの感じも汲み取っててとても素晴らしい小説でした! (2019年3月23日 1時) (レス) id: 9e0d1bf52d (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - 昨日の夜から読み始め今読み終わりました…もう最高っ!何度泣いてしまったか…すごく苦しい場面もありましたがすごく素敵なお話ありがとうございました!! (2017年9月2日 17時) (レス) id: 73f9f33188 (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - miiさん» ありがとうございました!!一応書き手としている身としては、この上なく嬉しいお言葉…!!(T ^ T)またお会いできる機会がありましたら、よろしくお願いします! (2016年12月28日 21時) (レス) id: 37b819d85e (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - さくらさん» 返信がすごく遅くなってしまいました……ありがとうございました!!それどけの感動を与えられたのなら、もう満足です。有難い限りです。ご愛読本当にありがとうございました!! (2016年12月28日 21時) (レス) id: 37b819d85e (このIDを非表示/違反報告)
mii - 凄くやばかったです!もう読んでて満足とゆーか、楽しかったです! (2016年10月19日 19時) (レス) id: 38aaae60ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくしょー青春。 | 作成日時:2015年12月29日 0時