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さすがに心の準備が整っていないので、必死になって広臣の胸板を押し返した。
すると、気付いたことがある。
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「…ひろおみぃ、」
臣「…なに。」
あたしに止められた広臣が不服そうにしてるけど、あたしにしたらそんな広臣さえも可愛く見えてくる。
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「緊張、してるの？」
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だって心臓の鼓動がとっても早いよ、広臣くん。
臣「…っ…。//」
私が囁くように広臣に問いかけると、固まった彼の顔がみるみるうちに赤く染まっていった。
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…萌え。
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「…ふふ。可愛いね、広臣。」
臣「…るせえ。」
「おみー。」
臣「…それはだめ。」
「なんで？」
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臣「…好きな奴にはちゃんと名前呼んで欲しいもんだろ。」
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''好きな奴''
「…〜〜っ…。//」
不覚だ。
臣「…お。なに？照れた？」
思いもよらない広臣の言葉に立場逆転。
今度は自分の熱がみるみるうちに上昇するのがわかる。
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尼崎の雑草になりたい(プロフ) - イッキ読みしました！笑中２ころから書かれてたなんて、すごいです！臣くんと隆二くんの特徴とか健ちゃんの感じも汲み取っててとても素晴らしい小説でした！ (2019年3月23日 1時) (
レス) id: 9e0d1bf52d (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - 昨日の夜から読み始め今読み終わりました…もう最高っ！何度泣いてしまったか…すごく苦しい場面もありましたがすごく素敵なお話ありがとうございました！！ (2017年9月2日 17時) (レス) id: 73f9f33188 (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - miiさん» ありがとうございました！！一応書き手としている身としては、この上なく嬉しいお言葉…！！(T ^ T)またお会いできる機会がありましたら、よろしくお願いします！ (2016年12月28日 21時) (レス) id: 37b819d85e (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - さくらさん» 返信がすごく遅くなってしまいました……ありがとうございました！！それどけの感動を与えられたのなら、もう満足です。有難い限りです。ご愛読本当にありがとうございました！！ (2016年12月28日 21時) (レス) id: 37b819d85e (このIDを非表示/違反報告)
mii - 凄くやばかったです！もう読んでて満足とゆーか、楽しかったです！ (2016年10月19日 19時) (レス) id: 38aaae60ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくしょー青春。
| 作成日時：2015年12月29日 0時
