○*。110 ページ15
.
….ああ、くそっ…。
しばらく一方的に臣のことを睨んでいたが、一向に臣が降りてくる気配はない。
…何してんだよっ…。
…臣、早くしろよ。
この子のこと守りてえなら、俺が友情をとるか恋愛をとるかまだ葛藤できてるうちに、さっさと奪いに来いよ。
心の中で臣に念を送ると、俺はAちゃんの肩を持った。
ゆっくりと引き離すと、まだ涙で濡れたままの彼女の顔が目に入る。
その顔が、また俺の理性を掻き立てていく。
頬に手を添えて、腰に腕を回すと、そっと顔を近づける。
彼女が目を見開いて、驚きと焦りの入り混じった表情を見せる。
大丈夫だから…。
俺を信じて…。
状況を把握できていないままぎゅっと目を瞑った彼女を確認して、俺も目を閉じる。
そして、唇にギリギリ触れないすれすれのところにキスを落とした…。
「…!!!」
隆「…。」
ガッガッガッ…
誰かの足音が近づいてくる。
そして、肩を力強く掴まれて、彼女と引き離されて…
拳が俺の頬を直撃した。
隆「…やっと来たか。」
「…広臣…!!!」
顔を上げれば、鬼の形相をした臣が立っていた。
隆「…いってぇ…。」
.
1460人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岩田璃穂(プロフ) - ちくしょー青春。さん» ある事を信じる! (2015年8月18日 22時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - 岩田璃穂さん» あああ、そうかあ…。行きたかったわあ、LIVE(泣) (2015年8月17日 21時) (レス) id: 437779b501 (このIDを非表示/違反報告)
岩田璃穂(プロフ) - ちくしょー青春。さん» あとEXILEは追加公演無さそうじゃない?最終公演が12月末だし3人は今年でパフォーマー終了なんでしょ? (2015年8月16日 16時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくしょー青春。(プロフ) - 岩田璃穂さん» うそ…!(・・) まじで!? ありえへーん泣 なんか、意外ですな。 (2015年8月16日 12時) (レス) id: 437779b501 (このIDを非表示/違反報告)
岩田璃穂(プロフ) - ちくしょー青春。さん» ね、何か追加公演無いって噂聞いた。。。(T ^ T) (2015年8月13日 21時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちくしょー青春。 | 作成日時:2015年3月6日 19時