4 ページ46
威力が弱まり、緑谷の体勢が崩れた。
爆豪・轟とAの間に逆さまで落ちてくる。
『！』
Aが速度を緩めたのと同時に、緑谷は爆豪と轟の背を足場にすると装甲を思いっきり地面へ叩き付けた。
衝撃で地雷が反応し、爆発。
《緑谷、間髪入れず後続妨害！！なんと地雷原即クリア！！》
爆風で緑谷の身体が押し出された。
《イレイザーヘッド、お前のクラスすげぇな！！どういう教育してんだ！》
《俺は何もしてねぇよ。奴らが勝手に火ィ付け合ってんだろ》
《さァさァ序盤の展開から誰が予想出来た！？》
《無視か》
《今１番にスタジアムへ還ってきた、その男―――…緑谷出久の存在を！！》
ゲートから緑谷が現れ、歓声が沸き起こった。
「ハァ…ハァ…また…くそっ！！くそがっ…！！」
『(……爆豪)』
緑谷に続き、ゴールした轟・爆豪・A。
隣で痙攣する左腕を掴む爆豪を見遣るが、かける言葉など持ち合わせてないAは何も言わず何もせず、ゆっくりと歩き出した。
「…………周防、A」
その背を緑谷から視線を外した轟が見ていた。
ミッドナイトがいるステージ前に集まり、順位発表がされた。
『(………４)』
１位緑谷出久・２位轟焦凍・３位爆豪勝己に続いて自分の名前を発見した後、観客席に視線を投げた。
しかし、全席を見渡しても目当ての人達はいなかった。
『………』
違和感を感じ、眉を潜める。
「予選通過は上位42名！！！残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい！まだ見せ場は用意されてるわ！！」
ミッドナイトの後ろにあるモニターが光る。
「そして次からいよいよ本選よ！！ここから取材陣も白熱してくるよ！キバリなさい！！！さーて、第２種目よ！！私はもう知ってるけど〜〜〜……何かしら！！？言ってるそばから」
モニターのスロットが回る。
「コレよ！！！」
表示された第２種目は――――騎馬戦。
「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ！基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、１つ違うのが……先程の結果にしたがい、各自に
「入試みてぇな
「つまり組み合わせによって騎馬の
「あー！なるほどね」
「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね！！」
Ａ組に向かってミッドナイトが鞭を鳴らした。
―――――
青山ファンすみません！
彼は入ってません
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一葵(プロフ) - こんばんは、文豪ストレイドッグスも見たことあります！私は中原さんが好きで登場した時とても嬉しかったです(≧∇≦) (2017年8月20日 1時) (
レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
周防(プロフ) - 一葵さん» 爆豪と悩みましたが、轟に決まりました！番外編もちょくちょく更新する予定です。文豪ストレイドッグスは見たことありますか？ (2017年8月11日 22時) (レス) id: 214fb76ed9 (このIDを非表示/違反報告)
一葵(プロフ) - 相手が轟君に決まりましたね(((o(*ﾟωﾟ*)o)))これからも応援しています！更新頑張ってください (2017年7月27日 6時) (レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
一葵(プロフ) - お久しぶりです( ＾ω＾) いよいよヴィランとの対面ですね！楽しみです（＾ω＾） (2017年7月13日 0時) (レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
周防(プロフ) - 一葵さん» ありがとうございます！出雲の京都弁は難しいですけどね笑 青の王は出ます。セプターの主要メンバー２人も！あとはちょっこし緑の王かなーと今のところはそんな感じです (2017年6月29日 20時) (レス) id: 214fb76ed9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：周防 | 作成日時：2017年6月13日 7時
