ヨコハマ 武装探偵社 ページ34
翌日、ヒーロー科1-Aが授業中に
そしてその日、草薙にこっぴどく説教され包帯を歪な巻き方で手当をアンナから受けたAは１人、ヨコハマに来ていた。
『……………』
辿り着いた先は、赤煉瓦で造られた建物。
その建物内に入り、階段を上がれば武装探偵社というプレートが掛かった扉。
扉を開けると、そこは―――――……
「くにきーだくーん！君もおいでよ、黄泉の国。凄いぞー」
「んん、んーー！んーー！！」
「虹色のゾウリムシがいるし、酒は飲み放題だし、ご馳走は食べ放題だし、美女の寝顔はみほ――――…」
「ぅおりゃあああ！！」
「ぐあっ！」
カオスだった。
『………………』
「！、んん！んん！」
無言で扉を閉めようとするA。
それに気付いた包帯でぐるぐる巻きにされた少年が声を上げた。
「ん？……あぁ、来ていたのか」
『………あぁ』
続いて気付いたのは、自身にちょっかいを出していた青年を片手で床に叩き付けた、長身で眼鏡を掛けた男だった。
『いったい、何やって…？』
「馬鹿が馬鹿な事をしていただけだ」
嘆息する男に、はぁ…？と生返事をしながら少年に巻かれた包帯を解く。
「っ、はぁー！」
『大丈夫か？』
「はい、助かりました。Aさん、ありがとうございます」
『いや………あれ、何だ』
Aが指さしたのは、男の足元で伸びてる青年。
「あれは…太宰さんが毒キノコと間違えてこれを」
少年が手にして見せたのは、緑色に赤の斑点模様キノコと完全自 殺マニュアルの本。
試しにそのキノコを調べてみると、毒ではなく幻覚を魅せるものらしい。
『…なるほど』
「って、Aさん！？」
状況を把握したAはキノコと本を机に置くと、伸びてる青年に蹴りを入れた。
『起きろ、太宰』
「――――ん、Aちゃん？」
ゲシゲシッと連続蹴りを青年の腹に入れていると、目を覚ました。
『起きたか、太宰』
「痛っ！」
『話がある』
「痛い痛い痛い痛い！Aちゃん！？痛いから！！」
『話』
「わかった！わかった！」
連続蹴りを辞めたところで、青年は立ち上がり着ている外套のホコリを払い落とした。
そして、Aを応接室へと案内するのだった。
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一葵(プロフ) - こんばんは、文豪ストレイドッグスも見たことあります！私は中原さんが好きで登場した時とても嬉しかったです(≧∇≦) (2017年8月20日 1時) (
レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
周防(プロフ) - 一葵さん» 爆豪と悩みましたが、轟に決まりました！番外編もちょくちょく更新する予定です。文豪ストレイドッグスは見たことありますか？ (2017年8月11日 22時) (レス) id: 214fb76ed9 (このIDを非表示/違反報告)
一葵(プロフ) - 相手が轟君に決まりましたね(((o(*ﾟωﾟ*)o)))これからも応援しています！更新頑張ってください (2017年7月27日 6時) (レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
一葵(プロフ) - お久しぶりです( ＾ω＾) いよいよヴィランとの対面ですね！楽しみです（＾ω＾） (2017年7月13日 0時) (レス) id: 456ed5eb5d (このIDを非表示/違反報告)
周防(プロフ) - 一葵さん» ありがとうございます！出雲の京都弁は難しいですけどね笑 青の王は出ます。セプターの主要メンバー２人も！あとはちょっこし緑の王かなーと今のところはそんな感じです (2017年6月29日 20時) (レス) id: 214fb76ed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：周防 | 作成日時：2017年6月13日 7時
