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三十七冊目【音読】 ページ45

Aside

グル君が急に泣き出した
あの生活に戻るのが辛いのか
でも、もうあんな思いはさせない
絶対に

「泣き止んだらさ…朝ごはん食べて本とかさ
読もうよ」

グ「うん……」

抱きついた状態で頷いた

今日の朝ごはんは豪華に
フレンチトーストにしてみた
ミケはもう食べてたらしい
朝からサーモンとは…豪華な朝食だな

グ「A、食べ終わったらさ音読して」

「ん、いいよ今日は何冊でも音読しよう」

特別サービスだ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「昔々、あるところに男の子がいました」

言葉を紡ぐ

「女の子は男の子に優しく微笑みました」

言葉を発する

「二人は長い長い旅にでました」

物語を伝えるために
一つ一つの言葉を大切にして
それが、私にできる本に対しての
「尊敬の証」

読み終わる頃には
グル君もミケも寝ていた
まだ十一時なのに
けど、お昼寝もいいかな

三十八冊目【お星さま】→←三十六冊目【先にあるモノ】



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作者名:アイネスト | 作成日時:2017年9月14日 18時

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