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二十二冊目【二人と一匹の朝】 ページ28
グイグイ
朝、誰かが私の服を引っ張る…
昨日はグル君とミケと一緒に寝た…
あ、ミケはちゃんとした布団急いで
作ったんだよ
そこで寝たんだよミケは
「誰だ〜私の服、引っ張るの〜」
頭がぼーっとしながら聞いた
私の服を引っ張っていたのはミケだった
「ミケ…起こしてくれたの？」
ニャア
嬉しそうに鳴いた
「ありがとうミケ…グル君は？」
そう聞いたらついてこいと言ってるように
トテトテ部屋を出た
グ「ん、おはよう…でいいのか？」
「うん、おはようグル君」
リビングで我が闘争を読んでるグル君がいた
相変わらず怖いな……
グ「ミケもおはよう」
ミケはグル君の膝上に乗っかった
居心地が良いのだろうか
「さて、朝ごはん作るから待ってて」
グ「はーい」
ニャア！
グル君とミケは同時に返事をした
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作者名：アイネスト | 作成日時：2017年9月14日 18時
