本と紙と少年と (ページ32)

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二十四冊目【ゲーム】ページ32

次の日の昼

にしても最近やることがない！
音読練習もそれなりにやったし
グル君も二冊とも読み終えてるし
ミケはひなたぼっこしてるし

「「やることがない」」

ニャアー…

ハモったし…
暇すぎるでしょ…なにかないかな…
ん、あるな

「よし、ゲーム大会しよう！」

グ「ミケはできないぞ、ゲーム」

「なら…誰かのゲームプレイ鑑賞をしよう」

グ「それならいいかな…ミケもいい？」

ミケは窓辺から飛び降りグル君の膝上に
座って一回鳴いた

～ペルソナ5～

「うーむ…最近やってなかったからな～」

グ「待て、
スイッチの近くに鍵付き宝箱があるぞ」

こちら、グル君とミケはアドバイスをする係
になっておりアドバイスしまくってます
あー斑目パレス…疲れる…

～バイオハザード～

グ「死にたいやつから粛清だ！」

この子怖っ！！
え、こんな子になっちゃったの！？
嫌だよあの大人しく可愛かった
(今も可愛い)グル君は何処に！

グ「同情するな。血の前進をしろ。
冷酷になれ。新たに芽を出す抵抗はすぐに
たたきのめせ。完全に鎮圧しろ。」

「………それ、なに？」

グ「ヒトラーがドイツ軍に言った言葉」

ヒトラー！！！！
返せ！この子の純粋さを返せ！！

～スマブラ～

「ミケ…適当にボタン押してるのになんで
勝ってるんだろう」

グ「ミケにはゲームの才能があるんだな」

いや、そんな才能ないと思う…
しかも若干ミケ嬉しそうだし………
人の言葉が分かるのかこの猫は

完全な異空間だここ…
ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

グ「何だよたけしヒビってんのか？」

「私はたけしじゃなーい！！」

まさかの青鬼ネタを入れるとは
さては小説見たなこの子