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第十五章・真実 弐 ページ32



ペ「神代〜、王馬さんが来ましたよー!」
ペレントがスマホの中から報告してくる。
特に早くはない…能力は未だ覚醒してないか。
リビングに行くと王馬が座っていた。
器用にもキョロキョロ目だけをちらつかせている。
王「あ、お邪魔してまーす神代ちゃ…ん?あれ?」
此方を見た王馬が呆けた様に凝視して目を擦る。
その様子を見て少し溜息をつく。
『…単刀直入に質問するが、私の髪色はどうだ?』
王「金と銀」
『目の色は』
王「虹色…いや、違うな。でも何か不思議な色」
『…んじゃ自分の見た目はどう見える?』
持っていた手鏡を王馬の前に出す。
王馬はじっくりと見て段々と目を見開く。
王「あ、あれ?元に戻ってる?」
パチンと私が指を鳴らすとまた目を見開く。
王「え?何これ?もしやマジック?夢野ちゃん隠れてる?」
『マジックじゃない、これはお前の目を誤認させただけだ』
王「…いや、何言ってるの?」
『これまでの私は金髪の青目だっただろ』「あー、うん」
『じゃあ何で今は金銀髪で虹色目なんだ?』
王「染めたにしては綺麗すぎるから誤魔化してた!」『正解』
普通に黒髪黒目でも良かったんだけど、ペレントが
違和感が過ぎるだの何だの言ったからな…。
ふと王馬が首を傾げる。
王「あれ?でも何で見た目の話してるのオレ達。
オレの話なんだよね?」
『そうだぞ、だが今のはちょっとした確認だ』
王「…ん?あれ?ああうん確認ね、確認」
再び目を擦って生返事する王馬。
少し[視えた]か…案外遅いペースだが想定内だ。
説明も省けそうだし早く済みそうだ。
私は抱えていた物を王馬の前に並べていく。
ジト目で数秒間視た王馬が嫌そうに呟く。
王「…原材料えっぐ」
『こうでもしないと機能しないから仕方ない』
王「スマホに自分の一部ぶち込んどいた本人が言う?」
『あ、それお前の分』「マジすか」

第十五章・普通に生活は出来るらしい→←第十五章・真実



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設定タグ:ニューダンガンロンパv3 , 二次創作 , 王馬小吉   
作品ジャンル:ギャグ
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徒花(腐女子)(プロフ) - ヒヤシンスさん» 有難う御座います…(´;ω;`)…人体発火!? (2020年11月30日 21時) (レス) id: 77f9702d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヤシンス - ヤバイ、良い作品すぎて、人体自然発火起こしそう、、、めちゃめちゃ面白いです!!! (2020年11月30日 21時) (レス) id: 30c8fc4719 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:徒花(腐女子) | 作成日時:2020年5月7日 8時

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