第十五章・真実 ページ31
ガチャンガチャンとそれは大きな音を立てて組み立てられていく。
設計図だけは覚えてたが材料が足りなかったから今まで
作るに作れなかったが…よし、漸く出来た。
[実体化]させたペレントがVサインして言う。
ペ「準備万態!で、どうするんですか?」
『あ、お前は王馬を私の家に呼んで待機』
ペ「ええぇぇ!?やだやだッッ!待機とか何も出来ないじゃない!
折角能力で私とタンツを実体化させたのにーー!」
駄々っ子かこの自称高性能AI。
但しその声が廊下まで響いてたのかタンツが入ってくる。
タ「手伝いだけって言ってるじゃねぇかほら行くぞ馬鹿兄貴。
神代、スマホ借りるぞ」「うわぁーーんッッ!」
ペレントは泣き叫びながらタンツに引き摺られていった。
まさかの受肉させた事が仇になっちまった。
まぁ…話が終わったらご馳走出してやろう、それまで頑張れ。
そう思いながら作る手を動かし続けていた。
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王「ヤバイな、どうしよう本当に…」
ペ「べろべろばぁッッ!」「ぎゃあああっっっっっ!?」
王「あー何だペレちゃんかー殴って良い?」(ガチギレ)
ペ「いやすみませんごめんなさい止めて下さい」
王「んでもって今度はオレのスマホに出張って来たの?
真性の出しゃばりなの君は」
ペ「真性のMみたいに言わないで下さい!後今回は少し
特殊で重要な事で出張って来ました」
王「え、何?神代ちゃんとあの遠距離恋愛してた元カレが
より戻したなんて糞ゴミ話しないでよ」
ペ「貴方の話です王馬さん」「あ、オレ?」
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徒花(腐女子)(プロフ) - ヒヤシンスさん» 有難う御座います…(´;ω;`)…人体発火!? (2020年11月30日 21時) (レス) id: 77f9702d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヤシンス - ヤバイ、良い作品すぎて、人体自然発火起こしそう、、、めちゃめちゃ面白いです!!! (2020年11月30日 21時) (レス) id: 30c8fc4719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:徒花(腐女子) | 作成日時:2020年5月7日 8時