検索窓
今日:12 hit、昨日:9 hit、合計:3,750 hit

番外 神代ちゃんの異変 ページ21



『ここまで付き添ってくれて有り難う、でももう
遅いから先に帰っててくれないか』
そう言われて突然家に帰らされて、電話にも出てくれなくて。
漸く学校で会えたからあの後の事聞いてみたら。
『…親戚の人達に任せてきた、その後は知らない』
思わぬ返事に一瞬呆ける。
王「え?で、でもあのオッサンは神代ちゃんの…」
『知らないって、言ってるだろう。ちゃんと医療費は払った、
後はお前にも私にも関係無い』
流石のオレもこれには何も言えなかった。
家庭内事情に踏み込むオレの遠慮とか躊躇とかじゃない。
それ以上は言わせない様な、そんな威圧に強制的に黙らされた。
もう用はないとばかりにその場から立ち去る神代ちゃん。
残されたオレは、ただ神代ちゃんの背中を見ていた。

------------------------------------------

王「…んで、オレのこの凶行どう思う?」
何度か見た黒いスマホに話し掛ける。
今度も幻聴でもなくちゃんと返事は帰って来る。
ペ「傍から見たらストーカーのアレですね」「だよね…」
AIから見てもそう思うかー、たっはー(棒)
ペ「とは言え、今度は一日くらいなら見つかりません!
さぁ来い少年!カモン思春期的相談!」
王「単刀直入に言うけどあのオッサンの行方知らない?」
一応オレの方で調べたんだけどイマイチねー…。
もしかしたらペレちゃんなら知ってるかもだからね。
ペ「あー…えー…うっ、うーん…」
王「あ、もしかして知らない?あー知らないかー残念。
神代ちゃんの父親っぽいから聞きたい事色々あったのに」
ペ「いや、し、しら、知らない…んじゃあ無いんですけど…」
じゃあ何でさっさと教えてくれないの。
それともあれ?セーブティでも掛けられてる?
然しやがて観念した様にペレちゃんが白状する。
ペ「…あの人は、確かに神代の実父ですけど…実際に会うのは
今回が初めてです、お互い」
王「あー、確か行方不明って言ってたね神代ちゃん」
ペ「行方不明も何も…産まれてから今まで一度も会いに来なかった
奴ですけどね、あのオッサン」
そう吐き捨てるペレちゃんに少しだけ混乱する。
…うん?え?どういう事?
ペ「神代は一応お母さんから聞かされていたんですが、
聞いた話と違うその変わり様に他人かと思ったらしいので…」
ピコンと画面に表示された写真に絶句する。
王「写真の男があのオッサン!?」
そして、オレは更に衝撃的な事実を聞く。

番外 神代ちゃんの父親→←第十三章(終わり)・その後



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.3/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:ニューダンガンロンパv3 , 二次創作 , 王馬小吉   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

徒花(腐女子)(プロフ) - ヒヤシンスさん» 有難う御座います…(´;ω;`)…人体発火!? (2020年11月30日 21時) (レス) id: 77f9702d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヤシンス - ヤバイ、良い作品すぎて、人体自然発火起こしそう、、、めちゃめちゃ面白いです!!! (2020年11月30日 21時) (レス) id: 30c8fc4719 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:徒花(腐女子) | 作成日時:2020年5月7日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。