第77話 ページ30
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「室内ドッヂボール、鬼ごっこ、廊下で50メートル走、昨日はバク宙で壁破損、その他etc…
その永遠に浮かんでくる発想の数々を授業で使え。
梅雨に入って毎日呼び出されてるのはお前しかいないぞ」
「はい…」
ただいま上鳴は誘われた身である事が判明しボク1人で説教を受けております姿見です。
「ついでに職場体験先の用紙でてないぞ」
「今週までに出します…」
よし、そろそろ決めるっきゃないか体験先。
「放課後教室の窓掃除」
「えー...」
「はい以外の返事はいらない」
「はい!!!」
·
·
放課後窓掃除の刑の犠牲になった次の日。
「で…なんで俺に」
「NO.1は学校にいるしNo.2怖いしどこ行こう。
…あれ!?NO.3人気だし強い!
てかNo.2より絡みやすそうだし顔が良い!
あと九州行きたい!!
てな訳でNO.3のホークスさんを選ばせて頂きました!!」
「あれ、体験に来る子って俺が選ぶんだよね?」
と、イベントで東京に来ていたNO.3ヒーロー：ホークスは言う。
「これでも体育祭同率3位です」
「てか君絶対エンデヴァーさんでもそのままのテンションで行くでしょ。
他に指名なかったの?」
「いやー、まあ一応No.2から指名来てたんですけどー、」
「じゃあなんで…」
「怖いから却下です」
「いやそこ?」
とホークスは困ったような顔をする。
困らせてしまって申し訳ないとは思ってるんだよホークス、許してくれ!!
「ホークスさんッ!!
ボクを指名してもマイナス点は一切ありません!
なんなら唐揚げも焼き鳥も作れます!!
学校で快挙も成し遂げました!!
お願いします!ここしかないんです!
ここで雇ってください!!!!」
ボクは営業員顔負けの(自分の)売り出しをする。
「いやここ会社じゃないからね?営業始めないで?
ところで…職場体験までに君、生きてる?」
「…………保証はないっす」
後ろからとてつもない圧と闇のオーラを感じる……
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2020年2月27日 21時
