第63話 ページ16
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そしてボクにとっての第2回戦。
《圧倒的パワーで勝ち上がった常闇踏陰!!
VS
もう何もしないでくれよ!?姿見A!!》
「あれ、なんかボクのだけ説明じゃない…?」
「姿見、これも宿命だ。」
んーと、宿命?まあいいや。
《レディー、スタァァァトッ!!》
その合図でボクは突っ込んで行く。
「うーん、作戦浮かばなーい!
取り敢えずおりゃぁぁあぁあ!」
「焦りは禁物だぞ」
そう言って常闇は個性のダークシャドウを飛ばしてくる。
「ステンレス3ミリ!!」
そう言って鏡を使ってダークシャドウを殴り跳ね返した。
そのまま腹にグーパンを入れる。
「く…ッ!女子のパワー領域を超えている…!」
「でしょでしょ?」
そのまま左足で蹴りを入れようとした。
「ダークシャドウ!!」
その時、蹴りを入れようとした足にダークシャドウが向かってくる。
「ちょ…っ、と!」
ボクは反射的に"右足で"常闇を力いっぱい蹴っ飛ばした。
「ッ!!」
「ぐあ…!!」
結果常闇は場外に吹っ飛んだ。
「常闇くん場外!!姿見さん3回戦進出!!」
ボクはステージに出る場所まで普通を装って歩き、一旦壁に寄りかかった。
ちょーっと強く蹴飛ばし過ぎたかも。
完全復活じゃないんだもんなあ…
はは、反射的だからまあしゃあないしゃあない。
これも人生。
「おい、姿見」
「うおっ!?」
振り向くとミイラ状態の相澤先生。
ボクは反射的に普通に立った。
「完治はしていない右足で蹴り入れてたが大丈夫か?」
「大丈夫に決まってるじゃないですか〜。
元気っすよ!!」
「あれは常闇のダークシャドウが来たから反射的に右足が出た…ってとこか?」
「なんの事やら」
「悪化して将来壊れるよかココで辞めた方がいい」
それでも、だとしても爆豪にああ言ったからには戦うしかない。
宣戦布告には答えなきゃだもんね。
「よーくわかんないですね〜ぇ…
あっ!マイフレンド心操ー!勝ったどー!」
「魚取ったみたいな言い方すんなよ」
よし、どうにか誤魔化せた。
「おい、姿…」
「こちらボクの幼馴染な心操人使くんです!
無愛想だけど熱いヤツなんですよ〜。なぁ?心操」
「は?いや俺に聞…」
「てことでさようなら!!」
「は!?」
うん。まあ、これで1ミリは誤魔化せたかな。
※勢いで逃げただけ
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2020年2月27日 21時
