第18話 ページ20
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「国はいまだ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。ま…文部科学省の怠慢だな」
なんか話が脱線してる…
しかもムズいなあ、右耳から左耳へと流れていくよ。
「実技入試成績のトップは姿見だったな。2位は…爆豪か。
2人とも中学のときソフトボール投げ何メートルだった」
「67メートル」
「同じく67メートル」
これでも運動部部長の男子から恐れられるほどの運動神経を持ち合わせている。
すっげぇだろ!!!
「じゃあ個性を使ってやってみろ。思い切りな」
爆豪から手のひらサイズのボールを受け取り、投げる構えをする。
どーやって投げよっかなー
なんて考えていた時、
「死ねえええええええ!」
「ん?何がどうなって掛け声が死ね?」
物凄い爆風の熱気がボクを襲う。
くそあっつ!!
「まず自分の最大限を知る。
それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
相澤先生の見せてきた測定機は705.2メートル。
よし。このガラ悪そうなやつ超えたろ。
「次、姿見投げろ」
「はーい」
ボクは手に倍返しの個性を使う。
目の前の重力を倍返しして…
「おーらよ!」
そして思い切り腕を振った。
「どっすか!?」
「705.3メートル」
「うっし」
ボクはドヤ顔で爆豪とやらを見る。
「てっめぇ…ドヤ顔でこっち見んなやぁ…」
「いや、威勢いい割にはこんっなかよわい女子に負けてんなぁって思って?」
「調子乗ってんじゃねぇ0.1の違いだろうがァ!!」
「静かに」
「はい…」
「……さーせん」
ヤバいもうそろボク相澤先生に消されそう…
後ろの方から「面白そう!」だのという声が聞こえてくる。
うん。わかる。とってもわかるよ。
ボクも面白そうすぎて心臓震えてるよ。
「面白そう…か。ヒーローになるための３年間そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい?
よし、８種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」
…………ま、ボク最下位はさすがになさそう?
つか入学初日に除籍処分とかこの担任頭イカれてる?
これ担任やばいの当たった系?
「生徒の如何は俺たちの自由。
ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
相澤先生は活き活きとそう言う。
「これから３年間雄英は全力で君達に苦難を与え続ける。
更に向こうへ…PlusUltraさ」
…やっぱガイダンスだけやって帰ろうよ。
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くコ:彡 - 上から目線ヤオモモのコスチュームですが、本来の要望はもうちょっと露出多かったみたいですね。次世代ミッドナイト!? (2021年11月6日 6時) (
レス) id: 2a355457dd (このIDを非表示/違反報告)
くコ:彡 - 面白いです！設定のところの“発現”が“発言”になってますよ。 (2021年11月6日 6時) (レス) @page10 id: 2a355457dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2020年1月13日 16時
