第203話 ページ6
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「私の…私のせいでルミリオンさんは力をなくして…」
その時、先輩が立ち上がった
「エリちゃん、苦しい思いしたなんて思ってる人はいない。みんなこう思ってる。エリちゃんが無事でよかったって
存在しない人に謝っても仕方ない。気楽に行こう
みんな君の笑顔が見たくて戦ったんだよ」
「た、ターミラさんも…怒ってない、?」
「ボク?ボクがなんでエリちゃんに怒るの」
「だって…あの人にやな事言われたの、わたしを助けに来たから…だから…」
あの人…治崎の事か
「ボクね、あの人に会えてよかったって思ってるよ
ホントの事知れたし、なによりずっと会いたいって思ってたしね
だから先ぱ…ルミリオンが言ってた通り笑って!」
「うっ…くぅ…」
「へ?」
口角を指で持ち上げだしたエリちゃん
かわいい。かわいいけど…どうした?
「ごめんなさい…笑顔ってどうやればいいのか…」
ああ、この子は笑い方を知らないのか
ずっとずっと笑ってるフリをしてきたボクには笑う、だなんて事一瞬で出来る表情だけど…
エリちゃんのこれまでは想像できないほど過酷だったんだろう
そんな時、緑谷がある提案をした
「相澤先生!エリちゃん1日だけでも外出できないですか!?」
「無理ではないはずだが。というかこの子の取引先を今…」
「じゃあエリちゃんも来れませんか!?」
これまでの会話を聞いて察しがついた
なーるほど。文化祭か。
先輩はと言うと、エリちゃんに文化祭を説明している
「リンゴ使ったの、ありますかね〜先輩」
「リンゴと言えば…りんご飴!」
「リンゴ飴?」
「リンゴをあろうことか更に甘くしちゃったスイーツさ!」
「さらに…」
エリちゃんはりんご飴を想像してヨダレを垂らしている
ホントにエリちゃんはりんご好きなんだね
相澤先生は校長に掛け合ってくれるそう
エリちゃんからの了承も取る事ができた
「俺、休学中だからエリちゃんと付きっ切りデートできるよね」
「デート?」
「蜜月な男女の行楽さ!」
「みつげつなだんじょのこうらく…」
「先輩何いってんですか…」
「緑谷、警察呼ぶ準備
いや、ボクが出動した方が早いか…」
「姿見さんが言うと冗談に聞こえないよね!」
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ある(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます！頑張って作り込んでます！！笑 (6月12日 0時) (
レス) id: 5248a7b457 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - めちゃくちゃ作り込まれていて面白いです。更新頑張ってください!!!!!応援してます!!!!! (2022年4月14日 21時) (レス) @page45 id: 42847795b4 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 猫さん» とっっても嬉しいです！！応援よろしくお願いします^ ^ (2021年12月27日 11時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 凄く面白かったです！応援してます！！ (2021年12月8日 22時) (レス) @page46 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - おちゃきちさん» ありがとうございます!! 自分でもいつ終わるのかわかんないです!笑 これからも応援よろしくお願いします! (2021年10月15日 1時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2021年1月26日 18時
